
😞肩甲骨の痛みで悩んでいる人
寝ると肩甲骨が痛い
肩甲骨周りが、こってしまう
朝起きると、こわばっている
肩甲骨を楽にしたい
しっかり寝てカラダの負担を減らしたい
このようなお悩みがある方へ
✔当記事の内容
・肩甲骨が寝ると痛い。負担を無くしてぐっすり寝る方法とは?
・肩甲骨の痛みを無くすために普段からやるべきこと
私は病院にて、肩が慢性的に痛い患者様から、手術をする患者様まで幅広く関わっております。
医療国家資格を所持しており、大学院では人と物の動きに関して研究していました。
私は人と物を繋ぐプロです。
当記事では、肩甲骨の痛みの解消法に関してご説明しております。
根本的な解決方法から、簡単にできる対策までご紹介しております。
肩甲骨の痛みでお悩みの方は、ぜひご覧ください。
肩甲骨が寝ると痛い。負担を無くしてぐっすり寝る方法とは?
肩甲骨の痛みは、大きく2種類ございます。
あなたの痛みに合わせて対策を取ることで、痛みを無くすことはできます。
それぞれご説明させて頂きます。
肩甲骨はどんなふうに痛い?

寝るときに、肩甲骨はどんなふうに痛いですか?
肩甲骨周りの痛みは、大きく2種類にわけることができます。
・肩甲骨自体が痛い
・肩甲骨周りの筋肉が痛い
肩甲骨自体が痛い場合は、マットレスが硬すぎます。
逆に、肩甲骨周りの筋肉が痛い場合は、マットレスが柔らかすぎます。
どちらの痛みも、寝具周りの環境を見直すことが大切となります。
ですが、選ぶべき寝具の硬さや材質が変わってきますのでご注意ください。
それぞれ、ご説明いたしますね。
肩甲骨自体が痛いなら、体圧分散が必要

寝る時に肩甲骨自体が痛いなら、体圧分散をする必要があります。
それは、肩甲骨が強く押されてしまっているためです。
骨の痛みは、単純に肩甲骨に対して強い押す力が加わっている状態です。
マットレスや布団が薄すぎたり、硬かったりしませんか?
あるいは、劣化している可能性もございます。
こうした場合には、次の対処法が有効です。
①マットレスを柔らかいものに変える
②低反発のマットレス・トッパーを使う
①マットレスを柔らかいものに変える
一番確実な対策は、マットレスを柔らかいものに変えることです。
マットレスが硬すぎると、骨自体に痛みが出てしまうケースがございます。
骨が痛くなる場合は、マットレスが硬すぎる可能性が非常に高いです。
今使っているマットレスを基準に、それよりも柔らかめのマットレスを選びましょう。
②低反発のマットレス・トッパーを使う
マットレスをすぐに変えるのが難しい場合は、低反発のマットレス・トッパーを使ってみてはいかがでしょうか。
マットレス・トッパーとは、簡単に言えば厚めのマットレスパッドのようなものです。
今のマットレスが薄すぎる・硬すぎる・劣化している、こういった状態ではありませんか?
マットレスを変えるのが難しいのであれば、低反発のマットレス・トッパーを敷くことは、簡単にできる対策となります。
肩甲骨周りの筋肉が痛いなら、姿勢と寝返りに着目

寝る時に肩甲骨周りの筋肉が痛いなら、姿勢と寝返りに着目しましょう。
それは、肩甲骨の筋肉が緊張してしまうことが原因のためです。
寝ている時に、肩が上がっていませんか?
あるいは、肩が丸まっていませんか?
こうした姿勢の崩れは、筋肉が緊張してしまい負担がかかってしまいます。
また、このように姿勢が崩れていると、寝返りがしづらくなります。
人間は1回の睡眠の中で、平均20~30回も寝返りをしています。
寝返りは、ぐっすり寝るために必要な動作です。
寝返りには様々な効果がありますが、血流を保って筋肉の状態を良くする効果もあります。
姿勢をきれいに保ち、寝返りしやすくすることは、肩甲骨周りの筋肉の痛みを取るために必要なのです。
そのための対策は、次の通りになります。
①マットレスを少し硬めのものに変える
②枕の高さを見直す
③高反発のマットレス・トッパーを使う
①マットレスを少し硬めのものに変える
マットレスを見直すことは、肩甲骨周りの筋肉の負担を減らすことにつながります。
それは、良い姿勢を保ち、自然に寝返りができるためには、自分に合うマットレスが必要なためです。
良くあるケースとして、柔らかすぎるマットレスを使っている場合がございます。
すると、背中の真ん中が大きく沈み込み、肩が丸まってしまいます。
また、沈み込みすぎるせいで寝返りができず、血流が悪くなってしまいます。
今使っているマットレスは柔らかすぎませんか?
一度、マットレスを見直してみることをおすすめ致します。
②枕の高さを見直す
枕を見直すことも、とても大切です。
それは、枕の高さが合っていないと、肩や肩甲骨に大きな負担がかかるためです。
枕の理想的な高さは、次の通りです。
・あお向け時に、首とカラダの角度が15度
・よこ向き時に、首とカラダが一直線になる
枕を見直すことで、肩甲骨にかかる負担を減らすことができます。
③高反発のマットレス・トッパーを使う
マットレスが柔らかすぎる場合には、高反発のマットレス・トッパーを使うのも有効です。
それは、マットレスを少し硬くすることができるためです。
マットレス・トッパーとは、厚めのマットレスパッドのようなものです。
おすすめなのは、厚めで高反発のマットレス・トッパーです。
低反発のマットレス・トッパーは、逆効果になるため注意しましょう。
数千円で変えるため、お手軽にできる対策となります。
マットレスをすぐに変えることが難しい場合は、マットレス・トッパーを使ってみてはいかがでしょうか。
😞肩甲骨の痛みで悩んでいる人
“寝るとき以外に気を付けることってあるの?”
✅
普段から肩甲骨周りのマッサージやストレッチをしたり、座るときの姿勢に気を付けたりしましょう。
そうすることで、日常でかかる肩甲骨への負担を減らすことができます。
次の項目で詳しくご説明しますね!
肩甲骨の痛みを無くすために普段からやるべきこと
肩甲骨の痛みを無くすためには、普段から肩甲骨のケアをしてあげることも大切です。
ここでは、簡単にできる2つの対策をご紹介します。
・肩甲骨のマッサージ・ストレッチ
・座る時にクッションを使う
すぐに取り組めますので、ぜひお試しください!
肩甲骨のマッサージ・ストレッチ

肩甲骨周りのマッサージ・ストレッチは有効です。
それは、周りの筋肉の状態が良い状態を保つことができるためです。
肩甲骨周りのマッサージやストレッチは、様々な方法があります。
ネットで調べると、ものすごい数の方法がございます。
簡単でおすすめなのは、肩甲骨周りの筋肉を指3本で、円を描くようにマッサージすることです。
肩甲骨周りをさすってみて、一番心地よいところをマッサージしてみましょう。
また、胸の外側~肩にかけての筋肉も、肩甲骨に繋がっています。
背中側だけでなく、胸側をマッサージすることも大切ですよ。
簡単な方法ではありますが、しっかりと肩甲骨周りの筋肉・筋膜をほぐす効果があります。
肩甲骨周りのマッサージ・ストレッチは、周りの筋肉を良くする効果がありますので、ぜひお試しください!
座る時にクッションを使う

座る時にクッションを使うことで、肩甲骨の負担を減らすことができます。
それは、猫背・肩の丸まりを減らすことができるためです。
クッションを使うときには、骨盤の上部に当ててみましょう。
すると、骨盤が起きて、猫背や肩の丸まりを無くすことができます。
ポイントは、腰の反っている部分ではなく、骨盤の上部に当てることです。
背筋がキレイに伸びて、肩や肩甲骨周りの負担がなくなることが実感できると思います。
ぜひお試しください!
【まとめ】肩甲骨の痛みを無くして、ストレス無く寝よう!

肩甲骨の痛みは、大きく分けて2種類ございます。
・肩甲骨自体が痛い
・肩甲骨周りの筋肉が痛い
痛みの種類によって、取るべき対策は異なります。
共通しているのは、まずはマットレスを見直すことです。
マットレスを変えることが難しい場合は、「マットレス・トッパー」を使ってみましょう。
また、肩甲骨周りの筋肉が痛い場合は、枕を見直すことも大切です。
睡眠は、カラダの筋肉や内臓などを休めるために必要です。
寝るときに痛みがあるような場合は、しっかりと休息できていない証拠です。
寝具が合っていないと、休息できないだけでなく、逆に負担をかけてしまうことになります。
一度、ご自身が使っている寝具を見直してみてはいかがでしょうか?
寝具を見直すことは、より根本的な解決につながると考えております。
当記事が、肩甲骨の痛みでお悩みの方の手助けになれば、幸いでございます。