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パジャマで睡眠の質を上げよう【ふわふわ・サラサラだけではNG】

😞睡眠で悩んでいる人

睡眠をとっても、疲れが取れている気がしない。
夜中に目覚めてしまうことがあるし、汗でベトベトなこともある。
睡眠の質を上げたいなあ。

いつもスウェットを着て寝てるけど、パジャマってどうなんだろう。
なんとなく、サラサラかふわふわなパジャマが良さそうだけど。。。
パジャマを買うとしたら、どんなものがいいのだろうか?

このようなお悩みがある方へ。

✔当記事の内容

パジャマで睡眠の質を上げよう
それって本当にパジャマ?確認しよう。
パジャマを選ぼう【外せない要素・好みで選ぶ要素】

私は病院にて、人と物を繋げる仕事をしている経験がございます。
また医療国家資格を所持しており、大学院では保健学を学んでおりました。
私は人と物をつなげるプロです。
睡眠に加えて、人と衣服とのフィッティングの視点からもお話します。

※私も睡眠の質が低くて悩まされていた時期があります。
そんな私の睡眠の質が上がった1つの要因が、パジャマです。

そこで今回は、睡眠にパジャマが必要な理由・パジャマに関してお話しようと思います。

パジャマで睡眠の質を上げよう

パジャマで寝ることは、睡眠の質を上げることにつながります。

あなたは今、どんな服をきて寝ていますか?

ジャージやスウェットで寝るのはもったいない

ジャージ・スウェットで寝ていませんか?
ジャージやスウェットで寝るのはもったいないです。
それは、睡眠の質が下がるためです。

睡眠時の衣服には、吸湿性(汗を吸う性質)が必要です。
ジャージやスウェットは、化学繊維(ポリエステルやアクリル)が使われているものが多いです。
ジャージやスウェットなどの化学繊維は、吸湿性が劣っているのです。

“朝起きたら肌が汗でベトベト。。”なんて経験はございませんか?
それは、衣服の素材の問題かもしれません。

😞睡眠で悩んでいる人
“素材ってサラサラしてた方がいいんじゃないの?”




おっしゃる通り、さわり心地は大切です。
ですが、サラサラだけではいけません。
睡眠中は、汗をかいても逃げ場がありません
そのため、衣服で汗を吸収してあげることが大切です。
ジャージやスウェットで寝ると汗が吸収されず、睡眠の質が落ちてしまいがちです。

逆に言えば、衣服を変えるだけで今よりも深く眠れることができるのです。

深い睡眠にパジャマが必要な4つの理由+α

深い睡眠にパジャマが必要なのは、4つの理由+αがあります。

①締め付けがない
②寝返りしやすい
③吸湿性がある
④スリープセレモニー
+α 保温性

それぞれ、1つずつご説明いたします。

①締め付けがない

深い睡眠には、締め付けないゆったりした形状が必要です。
それは、衣服による締め付けにより睡眠の質が下がってしまうためです。

これは、睡眠の研究結果からも言われています。

衣服の圧迫による深部体温等への影響から、身体を圧迫しない衣服が推奨されています。

参考

Lee, Y. A., Hyun, K. J., & Tokura, H. (2000). The effects of skin pressure by clothing on circadian rhythms of core temperature and salivary melatonin. Chronobiology international, 17(6), 783-793.

②寝返りしやすい

寝返りをしやすいために、パジャマのようにゆったりした形状が必要です。

個人差はあるものの、睡眠時に私たちは20~30回も寝返りをしています。
服がきつくて寝返りが邪魔されてしまうと、睡眠の質が落ちてしまいます。

③吸湿性がある

パジャマのように、吸湿性があることが必要です。

吸湿性とは、湿気を吸う性質のことです。
吸湿性が必要なのは、2つの理由がございます。

汗を吸収してくれる

汗が肌に残っていると、体温調整が乱れてしまいます。
人間は季節に関係なく睡眠中に汗をかきます。

睡眠中に汗をかくことで体温の調整が行われ、深い睡眠につながるのです。

ベッドとかけ布団による通気性の悪さ

睡眠中と起きているときでは、環境が異なります。
寝ているときはベッドとかけ布団に挟まれていて、通気性が悪い状態です。

そのため、汗をパジャマで吸収しないと肌がベトベトしたり、汗の冷え⇒カラダの冷えにつながってしまったりするためです。

④スリープセレモニー

『パジャマを着る』という行為は、スリープセレモニーとなります。
スリープセレモニーは、入眠儀式とも言います。
ルーチンワーク、思い込みと言い換えることもできます。

『パジャマを着る』ということは、スリープセレモニーに設定され睡眠リズムの確立につながります。

参考

神山潤. (2011). 発達睡眠生理学. 子どもと発育発達』 日本発育発達学会, 8(4), 248-253.

+α 保温性

保温性のことを+αと書いたのは、室内温度はエアコンや布団などで調整できるためです。

また、パジャマの吸湿性は、保温性とも繋がっています。
これは先ほどの汗の話のことで、パジャマが汗を吸うことは体温調整につながっています。

それって本当にパジャマ?確認しよう。

お店で『パジャマ』として売られていても、すぐにそれを信用しないでください。
パジャマを買うときは、それが本当にパジャマなのか確認しましょう。
それは、パジャマの要素が薄いものをパジャマとして販売していることがあるためです。

この事例は、インターネット・実店舗に関わらずお見かけします。
具体例を挙げてご説明いたします。
よく、お店側が“肌触りが良い”という衣服を、それだけの要素でパジャマとして取り扱っているのを見かけます。

肌触りはパジャマ選びで重要な要素ではありますが、先ほどお話した形状や吸湿性などが考慮されていなければパジャマとして役に立ちません。

また、パジャマという商品タグで、フードがついていたりする衣服を見ることもよくあります。
当然、睡眠時にフードがあれば寝返り等の邪魔になります。
その商品はおそらくルームウェアなのでしょう。

パジャマとしてそのルームウェアを購入した方は、寝づらくて後悔してしまうでしょう。
これでは、購入された方も、そして衣服自体も、かわいそうです。

“どうやってパジャマか確認すればいいの?”という疑問には、次の項目でお答えします。

パジャマを買うときは、それが本当にパジャマなのか確認しましょう!

パジャマを選ぼう【外せない要素・好みで選ぶ要素】

パジャマを選ぶときには、『外せない要素』と『好みで選ぶ要素』があります。

それぞれご説明いたします。

外せない3つの要素

パジャマを選ぶときに外せない要素は、3つあります。

①ゆったりした形状【上着】
②ゆったりした形状【ズボン】
③吸湿性

それぞれご説明いたします。

①ゆったりした形状【上着】

パジャマの上着は、とくに肩と二の腕周りにゆとりがあるものにしましょう。
それは、寝返りを打ちやすいためです。

人は1回の睡眠で20~30回も寝返りをうちます。
パジャマの上着がきついと寝返り動作がしづらく、睡眠の質も下がります。

丈(長さ)に関しては、お腹がしっかり隠せるものにしましょう。
丈が短いパジャマだと、めくれやすいためです。

めくれると、お腹を冷やすことや、汗が吸えないことで体温調整が乱れ、睡眠の質の低下につながってしまいます。

②ゆったりした形状【ズボン】

ズボンは全体的にワイドなもので、お腹周りの調整ができるものがおすすめです。
それは、寝返りがしやすく、お腹の圧迫を避けることができるためです。

カラダを圧迫すると、睡眠が浅くなるという研究結果もございます。

また、半ズボンのパジャマはふともも~ふくらはぎの汗が吸えないので、あまりおすすしません。

😞睡眠で悩んでいる人
“ワイドよりなパジャマって少しダサいなぁ”



たしかに、できればスリムで格好良い服を着たいですよね。
それでは、寝る前用としてルームウェアを買ってみてはいかがでしょうか?
寝る直前になったら、パジャマに着替えることをおすすめします!

吸湿性(素材)

吸湿性がある素材のパジャマを選びましょう。
それは、季節に関わらず睡眠中には汗をかき、ベッドと布団にはさまれ通気性が悪いためです。

吸湿性がわるい衣服で睡眠をとると、汗が肌に残り体温調整が乱れてしまいます。

吸湿性がある素材とその特徴をご紹介します。

綿(コットン)
  • 吸湿性に優れる
  • 静電気がおきにくい
綿+化学繊維(少量)
  • 基本的は綿の特徴の通り
  • 綿に少量の化学繊維を混ぜることで、軽かったり、型くずれしづらい。

※化学繊維の配合量が増えると、吸湿性が低くなるのでご注意ください。

・麻(リネン)
  • 吸湿性に優れる
  • 静電気がおきにくい
  • 放湿性に優れる
絹(シルク)
  • 吸湿性に特に優れる
  • 静電気が特におきにくい
  • 放湿性に特に優れる
  • 肌になじみやすい⇒皮膚(タンパク質)に近い成分なため
  • 洗濯に注意

綿(コットン)は、とてもオーソドックスです。

夏場は、麻(リネン)のパジャマを着てみてもよいでしょう。

高価で取り扱いに注意が必要ではありますが、絹(シルク)のパジャマはとても高性能です。

好みで選ぶ2つ要素

パジャマを選ぶときに好みで選ぶ要素は、2つあります。

①デザイン
②そでの長さ

①デザイン

まず、柄や色の見た目は、お好きなものを選びましょう。

そして、前ボタンの有無に関しては、ボタンがあるほうが基本的によいでしょう。
いわゆるパジャマに前ボタン式の物が多いのは、通気性が良いためです。

特にこだわりがなければ、前ボタン式の方がよいかと思います。

全てに当てはまる訳ではありませんが、色んなパジャマを見ていると、質が高いものはデザインがシンプルなものが多い印象はございます。

そでの長さ

パジャマのそでの長さは『長そで』『半そで』『七分そで』があるかと思います。

好みで選んでもいいのですが、あえて言うならば長そでがよいでしょう。
それは、湿度の観点から長そでを着た方が体温が安定するためです。

※あえてといったのは、腕のかく汗の量は体幹と比べて少ないためです。

😞睡眠で悩んでいる人
“湿度ならエアコンや除湿器で調整すればよくない?”



エアコンや除湿器を使うことは大切ですが、調整できるのは部屋の湿度がメインです。
カラダ周りの湿度は調整が難しいのです。
それは、ベッドと布団によって通気性が悪くなっているためです。

寝汗の量は、とても多いです。
一般的にコップ1杯(180~200ml)、夏ではそれ以上の汗をかいています。
カラダ周りに発するこの汗に、エアコンや除湿器では対応できません。
そして、かいた汗を放置しておくと、体温調整が乱れてしまいます。
そのため、パジャマのそでの長さは、あえて言えば長そでがおすすめです。

なお、七分丈のそでのパジャマは避けるのが無難です。

それは、肘部分にそでが溜まり気になりやすいためです。

寝返り動作では腕が大きく動くため、中途半端なそでの長さだと睡眠中に袖がまくられてしまいがちなのです。
春や夏には便利なそでの長さですが、気になりそうなら七分袖は避けた方がいいかもしれません。

まとめ

パジャマを着ることで、睡眠の質は上がります。

ただし、あなたが買おうとしているのが本当にパジャマなのか気を付けてください。
ふわふわ・サラサラだけに目を向けて購入してしまっては、あなたも買われた服もかわいそうです。

パジャマには、外せない要素がございますのでご注意くださいね。

睡眠の質が低くて悩んでいる方は、一回自分の衣服を変えてみてはいかがでしょうか?

当記事が、あなたの睡眠の質を上げる手助けになれば幸いです。

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