装具

装具用|靴のサイズの選び方とは?【これでネット通販も怖くない】

装具の靴のネット注文

😞装具の靴で悩んでいる人

装具の上から靴を履きたい
でも、サイズってどうやって選べばいいんだろう…。

とりあえず、装具側は大きいサイズを買えばいいのかなぁ…?
ネット通販で買いたいけど、サイズ選びで間違えたくない!

このようなお悩みがある方へ。

✔当記事の内容

・装具用|靴のサイズの選び方とは?【これでネット通販も怖くない】
・装具にぴったり合う靴とは?【1つの前提と5つの条件】
・装具におすすめの靴【ネット通販可能】

私は、リハビリテーション病院にて装具を取り扱ってきた経験がございます。
医療国家資格を所持しており、大学院では人と物の動きの研究をしていました。
患者様の装具と靴を合わせも、しておりました。
私は人と物をつなげるプロです。

当記事は、装具用の靴のサイズの選び方や、装具に合う靴の条件に関してまとめてございます。
装具の靴でお悩みの方は、ぜひご覧ください!

装具用|靴のサイズの選び方とは?【これでネット通販も怖くない】

装具用の靴のサイズ選び

装具用の靴のサイズ選びは、とても重要です。
小さすぎるサイズは履きづらいですし、大きすぎるサイズはつまずきの原因になってしまいます。

また、ネット通販でサイズを間違えたくないですよね?

当記事を参考にサイズを選べば、ネット通販での注文も怖くありませんよ

それでは、靴のサイズの選び方をお伝えしたいと思います。
靴のサイズの選ぶ際には、次の3つが大切です。

・今履いている靴を調べておく
・たて幅を測る
・よこ幅・周径を測る

それぞれご説明しますね!

今履いている靴を基準にする

すでに装具用のお靴をお持ちの場合は、その靴のサイズを基準にしましょう。
それは、基準があれば、サイズ選びで失敗しづらいためです。

注意点としては、そのお靴を購入した際に特殊な加工をしていたかを思い出しましょう。
最初に病院で靴を買った際などは、靴を履きやすくするための加工がされているケースがございます。
よくある加工としては、靴の指の付け根付近の縫い目位置を変える加工です。
靴のよこを見て、人の手で縫い直したような跡があれば、加工されている可能性が高いです。

新しくお靴を買う時は、今お持ちのサイズを基準にしましょう。

たて幅を測る

装具の靴 たて幅

たて幅のサイズは、立ち上がった状態で測り、その値より5mm~1cm大きい靴を選びましょう。
それは、足に体重がかかると足は少し伸びるためです。

これは、装具側の反対側も、どちらの足にも共通して言うことができます。
体重をかけると、土踏まずが低くなる分、足がたてに伸びるため、この伸び分を考慮しましょう。
装具側は、装具の踵の出っ張り~つま先までの長さ測りましょう。

※もしも装具からつま先がはみ出していないなら、装具のプラスチック先端までの長さを測りましょう。

そして、その値より5mm~1cm大きい靴を選びます。
それ以上大きい靴を選ぶと、つまづいて転ぶ危険性が高くなるため注意しましょう。


たて幅のサイズは、立ち上がった状態で測った値よりも5mm~1cm大きいサイズが良いでしょう。

よこ幅・周径を測る

装具の靴 よこ幅・周径

装具の厚みによっては、よこ幅が大きくないと入らないことがございます。
そのため、お靴のよこ幅はとても重要です。

よこ幅・周径のサイズを測るときには、母趾球~小趾球を装具を含めて測り、1つ大きいサイズを選びましょう。
それは、装具の厚みによって足の幅(周径)が変わるためです。

母趾球・小趾球とは、簡単に言えば足のゆびの付け根のことです。
よこに出っ張っている部分です。

注意点として、お靴のメーカーによっては、よこ幅・周径のどちらしか記載していない場合があります。
念のため、よこ幅・周径の両方とも測っておくと良いでしょう。

よこ幅・周径は、装具を含めた値を測り、その値よりも1つ大きいサイズの靴を選びましょう。

😞装具の靴で悩んでいる人
“周径を測るやわらかいメジャーを持ってない…”




そうした場合には、ヒモを足に巻き付けましょう。
そして、後からヒモの長さを定規で測れば、大丈夫です!

装具にぴったり合う靴とは?【1つの前提と5つの条件】

装具に合う靴の条件

サイズの他にも、気を付けるべき条件がございます。
これらの条件を満たしているほど、履きやすい靴となります。

足の装具にぴったり合う靴には、1つの前提と、5つの条件がございます。

【前提】病態や装具の形状による影響

装具側はフラットな靴が良い
②ヒモよりもマジックテープが良い
③片側ずつ購入できるものが良い
④中敷きが外せるものが良い
靴のタンが大きく開くものが良い

それぞれご説明いたしますね!

【前提】病態・装具の種類(形状)による影響

お靴を選ぶにあたって、病態や使っている装具の種類は、前提として大切です。
それは、この前提によって靴が合う条件が変わってしまうためです。

病態

まずどのような病態なのかは、靴を選ぶ前提として大切です。
それは、病態によっては足の変形が起こることがあるためです。

一例として、麻痺による痙性(緊張)が強くて足の指が「くの字」に曲がってしまうクロートゥという変形があります。
クロートゥ変形がある場合は、靴先の高さが低いと、指の関節部分が靴先で擦れてしまいます。

このように、病態によって靴選びのときに考慮する点が増えてしまうことがありますので、ご注意ください。

どのような病態なのかを自身でしっかりと認識することは、とても大切です。

装具の種類(形状)

装具の形状

装具の種類(形状)も、靴を選ぶ前提として大切です。
それは、装具の形状によって選ぶ靴のサイズが変わってくるためです。

足に付ける装具の種類は、数多くございます。
オーダーメイドの装具であれば、形状は人によって全く異なります。
コンパクトな装具からしっかりとした装具まで様々です。
装具は、病院で医師やスタッフがひとりひとりに合ったものを選定しております。

コンパクトな装具の場合だと、両足ともに同じサイズの靴で問題ないこともございます。

逆にしっかりとした装具の場合では、装具側の靴のサイズを1まわり大きくしないと履けないケースが多いです。

自分の履いている装具の種類(形状)を、しっかり認識することは大切です。

装具側はフラットな靴が良い

装具 フラットな靴

装具側は、靴底がフラットな靴が望ましいです。
それは、靴を履いている時・脱いだ時でバランスの取りやすさが変わらないためです。

多くの靴は、つま先よりも踵が少し高い構造になっています。
踵が少し高い靴を履くと、足首が固定されている装具では“すね”が前に倒れてしまいます。
すると足の角度が変わり、お靴を履いている時・脱いだ時で、バランスの取りやすさが変わってしまいます。

そのため、装具側の靴は靴底がフラットのほうが、バランスの取りやすさに影響がないのです。

②ヒモよりもマジックテープが良い

お靴は、ヒモよりもマジックテープの方が良いです。
それは、靴の脱ぎ履きがしいやすいためです。

装具を履いていると、ヒモやマジックテープを一度ゆるめないと、お靴は履けないかと思います。
そのため、緩め⇔締めのスピードが早いマジックテープの靴がおすすめです。
また、手にも麻痺がある方であれば、ヒモを締めるのは大変です。
マジックテープであれば、片手で締めることができます。

注意点として、ヒモもマジックテープもついていないような靴はおすすめしません。
もし履けたとしても、甲周りを強く圧迫してしまうことがあるためです。

靴は、基本的にはヒモよりもマジックテープの物が良いと考えています。

😞装具の靴で悩んでいる人
“履けそうなヒモの靴を見つけたんだけど、やめたほうがいい?”




それでしたら、ぜひおすすめしたいグッズがあります!
「ズービッツ」という商品を使えば、ヒモ靴でも簡単に脱ぎ履きができます。

詳しくは「足の装具にぴったり合う靴とは?【おすすめの靴ブランド】」の記事でご紹介しておりますので、ぜひご覧ください!

③片側ずつ購入できるものが良い

お靴を選ぶ際は、片側ずつ購入できるものが良いです。
それは、装具によっては左右で靴のサイズを変える必要があることと、装具側の靴の損傷が早いためです。

装具の形状によっては、左右同じサイズの靴では履けません。
そのため、左右で違うサイズを買うために片側販売の靴がおすすめです。

また、装具側の靴の損傷の方が早いことが多いです。
それは、装具側は靴を擦る機会が多いためです。
片方はまだキレイだけど装具側はもうボロボロ…、なんて時に、装具側だけ新しいものを買えるのは便利ですよ!

こうした理由から、片側ずつ購入できる靴が良いと考えます。

④中敷きが外せるものが良い

装具の靴 中敷き

お靴は、中敷きが外せるものが良いでしょう。
それは、装具の厚みによる左右の高さの影響を無くすことができ、歩きやすくなるためです。

装具の種類にもよりますが、装具の足底の厚みはおよそ3~5mmほどございます。
そのため、中敷きを入れたまま装具を履くと、片足だけ高い状況になってしまいます。
特に装具側が高くなってしまうと足先が引っ掛かりやすく、つまずきの原因にもなります。

また、中敷きを外すことで靴の中のスペースが大きくなり、単純に履きやすくもなります。

中敷きが外せた方が、歩きやすく・履きやすくなるためおすすめです。

⑤靴のタンが大きく開くものが良い

装具の靴 タン

まず、靴のタンとは、ヒモやマジックテープの下にある、甲の部分のパーツのことです。

お靴は、タンが大きく開くものが良いでしょう。
それは、靴が大きく開くほど脱ぎ履きしやすいためです。

お靴を履くときに、足先を入れていって途中で止まってしまった経験はございませんか?

タンが大きく開けば、こういったお悩みは解消できます。

お靴は、タンが足先まで大きく開くようなものが良いでしょう。

装具におすすめの靴【ネット通販可能】

装具の靴 ネット注文

装具に合う靴の条件を5つも挙げましたが、これを自力で探すのはとても大変です。

そこで、ネット通販で買える装具におすすめの靴に関して、「足の装具にぴったり合う靴とは?【おすすめの靴ブランド】」の記事でご紹介しております。

靴の特徴や、こんな人におすすめといった形でまとめてあります。

装具の用の靴は、実店舗に中々置いてありません。

当記事の装具用の靴のサイズの選び方を参考に、ぜひご覧ください!

【まとめ】装具の靴のサイズを間違えず、自分に合った靴を買おう!

装具の靴 サイズ選び方

装具用の靴のサイズを選ぶ時には、次の3つが大切です。

・今履いている靴を調べておく
・たて幅を測る
・よこ幅・周径を測る

また、お靴を選ぶ際の前提として、自分の病態や使っている装具の種類をしっかりと認識することが大切です。
そのうえで、お靴を選ぶポイントは5つございます。

①装具側はフラットな靴が良い
②ヒモよりもマジックテープが良い
③片側ずつ購入できるものが良い
④中敷きが外せるものが良い
⑤靴のタンが大きく開くものが良い

装具用の靴は、靴屋さんで探すのは大変です。
でも、ネット通販で注文する際には、サイズを選びで失敗するのが怖いかと思います。

ですが、当記事を参考にサイズを選んで頂ければ大丈夫ですよ!

当記事が、装具のお靴でお困りの方の手助けになれば、幸いでございます!

-装具

© 2021 モノツナ