マットレス

マットレスの寝心地を決める要素とは?【睡眠の改善のために】

😞睡眠や腰痛で悩んでいる人

睡眠の質が低い。
肩こりや腰痛で悩んでいる。
寝ても疲れが取れず、寝心地もよくない。

こんな状態から抜け出したい。
そのために寝具を変えてみようと思う。
カラダを支えるマットレスを変えたら寝心地が良くなると思う。
けど、寝心地がいいマットレスってどんなのか分からない。
マットレスを買う時のポイントが知りたい。

このようなお悩みがある方へ。

✔当記事の内容

・マットレスの寝心地を決める要素とは?
・マットレス選びの具体的なポイント

私は病院にて、慢性的な肩や腰の痛みや、脊椎疾患の患者様に関する器具を取り扱っている経験がございます
医療国家資格を所持しており、大学院では人と物の動きの研究をしていました。
私は人と物をつなげるプロです。

当記事では、マットレスの寝心地を決める要素と、マットレス選びの具体的なポイントに関してお話しています。

睡眠や肩こり・腰痛などで悩んでいる方は、ぜひご覧ください!

マットレスの寝心地を決める要素とは?

あなたが今使っているマットレスの寝心地はいかがですか?

マットレスの寝心地を決める要素は、主に3つございます!

・寝返りのしやすさ
・あお向け姿勢で違和感がない
・入眠時の姿勢での心地よさ

参考

木暮貴政. (2005). 寝具と睡眠. バイオメカニズム学会誌, 29(4), 189-193.

それぞれ詳しくご説明しますね。

寝返りのしやすさ

寝心地を決める要素の1つ目は、寝返りのしやすさです。
寝返りには、とても重要な3つの役割があります。

・レム睡眠⇔ノンレム睡眠のスイッチ
・血液の良好な循環
・体温や周辺温度の調整

寝返りには、こうした重要な役割があります。
実は、1回の睡眠の間に20~30回も寝返りをするのが一般的なんですよ。

そして、寝返りがしやすいというのは次の2つが基準になると考えられます。
・力を入れずに楽に寝返りできる
・寝返りしたときに痛い部分がない

この2つが満たされていれば、寝返りしやすいマットレスだということになります。

また、別の記事で寝返りにかんしてまとめております。
よろしければ、ご参照ください!

⇒睡眠の質は「寝返り」で決まる!【3つの大切な役割】 を読む

あお向け姿勢で違和感がない

寝心地を決める要素の2つ目は、あお向け姿勢で違和感がないことです。
あお向けで寝たときに、首・肩・腰に違和感がないか、呼吸がしやすいかが大切です。

ただ、とくに首や肩はまくらの影響が大きいので、一番大事なのは腰に違和感がないことだと考えられます。

😞睡眠や腰痛で悩んでいる人
“あれ、よこ向きは気にしなくていいの?




じつは、個人差はありますが睡眠時間の70%近くはあお向け姿勢なのです。
これは、睡眠中には筋肉がゆるむという生理的な現象に基づきます。
まずは、あお向け姿勢で確認してみましょう!

もちろん横向きの姿勢も大切ですよ。
入眠時のよこ向きの姿勢は、次の項目でお話します!

入眠時姿勢での心地よさ

寝心地を決める要素の3つ目は、入眠時姿勢で心地よいかということです。
入眠時姿勢とは、最初にベッドに寝たとき、つまり意識がなくなる前の姿勢のことです。
入眠時姿勢は、よこ向きやあお向け、少し丸まるなど、人によって様々ですよ。

この心地よさの基準は、完全に自分の感覚です。

寝てみて心地よいと、リラックスすることができます。
すると副交感神経系が優位になり、寝つきがよくなると考えられています。
心地よさを決める要素は様々で、単純なマットレスの特徴だけでなく、においなども関わってきます。

😞睡眠や腰痛で悩んでいる人
“寝心地がいいマットレスがどんなものかは分かったけど、具体的にはどうやって選んだらいいの?”




次の項目で詳しくお話いたします!
マットレスは一般的に、数万~数十万円のお買い物になります。
マットレスは高価なお買い物なので、失敗したくないですよね。
寝心地のよいマットレスを選べるよう、お手伝いできればと思います!

マットレス選びの具体的なポイント

あなたは、マットレスの寝心地を決める要素を知ることができました!
この知識をマットレス選びにも使っていきます。

マットレス選びの際には、次の要素を検討してみましょう。

・サイズ
・かたさ
・その他(3つ)

それぞれご説明しますね。

サイズ

サイズは、シングルサイズ以上であれば問題ないかと思います。
それは、シングルサイズであれば多くの人は寝返りがしっかりできるためです。

参考

木暮貴政, & 白川修一郎. (2007). マットレスの幅が睡眠に及ぼす影響. 日本生理人類学会誌, 12(3), 147-151.

ただし、現状のサイズで寝返りがしづらいように感じているのであれば、1つ大きいサイズの購入を検討した方がよいかもしれません。

かたさ

マットレスのかたさに関して口を揃えて言われているのは、柔らかすぎない・硬すぎない、中間のかたさが良いということです。
それは、寝返りがしやすく、カラダにかかる圧が分散されるためです。

寝返りがしやすいかたさ

マットレスのかたさと寝返りのしやすさは、つながっています。

やわらかいソファーで横になったときに、動きづらかった経験がございませんか?
やわらかすぎると、肩や腰など重たい部分が沈みこんでしまい、寝返りがしづらいです。

今度は逆に、床で寝た経験はございますか?
かたすぎると、腰の弯曲部分が浮いてしまい、床と骨がゴリゴリ当たって痛くて寝返りしづらくなってしまいます。

圧が分散されるかたさ

マットレスのかたさとカラダにかかる圧には関係性があります。

全く体になじまないような硬いマットレスだと、痛みが生じます。
人間には肩や骨盤など骨がでている部分(骨突起部)があります。
その骨突起部に、大きな圧がかかってしまうのです。

逆に、柔らかすぎるマットレスを使うと今度は姿勢が大きく崩れてしまいます。
姿勢がくずれると、腰の部分が大きく沈みこみカラダが“くの字”になり、腰部分に大きな圧力がかかってしまうのです。

そのため、マットレスは寝返り・圧の分散の視点から、中間のかたさが良いと考えられます。

😞睡眠や腰痛で悩んでいる人
“理屈は分かったけど、選ぶのが難しいなぁ…”




おっしゃる通りだと思います。
そんなあなたに、1つアドバイスがございます。

それは、「ほんの少しかたいと感じるマットレス」を選ぶことです。

理由は2つあります。

マットレスパッドで柔らかく調整できるから
⇒マットレスの上にパッドを敷けば、かたさの感触を柔らかくできます。
ですが柔らかいマットレスを買ってしまうと、上にかたいパッドを引いてもベースが柔らかいため姿勢が崩れてしまいます。
そのため、「ほんのすこしかたいマットレス」が良いのです。

少しヘタってきた時にちょうど良いから
⇒マットレスはどんな効果なものでも、多少の劣化はあります。
そのため、ヘタりのことも考慮して、ほんの少しかためのマットレスがおすすめです。

その他(3つ)

マットレスを選ぶ時に、ほかにも気を付ける点は3つございます。
それぞれご説明いたします。

コイル系orノンコイル系

コイル系は、中にコイル(スプリング)が入っているマットレスのことです。
ノンコイル系は、それ以外のタイプのことです。

こちらに関しては、基本どちらでも良いと思います。
それは、結局大切なのはそのマットレスの“かたさ”だからです。

ですが、もしも同じマットレスに2人以上で寝る場合には、ポケットコイルタイプ(1個ずつ独立しているコイル)をオススメします。
それは、寝返りの影響が隣の人に少ないためです。
お互い気持ちよく寝るために、お互いの動きのせいで睡眠の質が下がらないように注意しましょう。

😞睡眠や腰痛で悩んでいる人
“高反発・低反発のマットレスってどっちがいいの?”




基本的には、高反発のマットレスが良いと思います。
高反発のマットレスの方が、寝返りがしやすく、カラダをしっかり支持することができる傾向があるためです。

低反発マットレスは、柔らかすぎるかもしれません。
ですが、いつも起きたときに、骨盤や肩などの骨が出ている部分(骨突起部)が痛くなるというお悩みがあるようでしたら、低反発でカラダにかかる圧力の分散を優先してもいいかもしれません。

収納性(折りたたみ式なのか)

睡眠の質やカラダのことを考えるのであれば、折りたたみ式は原則としてオススメしません。
それは、折り目の部分でのカラダ支持性がよわく、劣化しやすいためです。

“頻繁に引っ越しをしなくてはならない”などの理由があれば折りたたみ式は便利かと思います。
特に理由がないのであれば、すすんで折りたたみ式を選ぶ理由はあまりないように思えます。

通気性

マットレスの通気性は、2つ考えられます。
それは、マットレス自体の通気性と、自分周辺の通気性です。
ですが、両方の通気性に関して、マットレスの影響は大きくないと考えています。

マットレス自体の通気性に関しては、どちらかというとベッドの通気性の影響が大きいからです。
通気性の悪いベッドを使うとマットレスの通気性も悪くなってしまいます。

自分周辺の通気性に関しては、マットレスではなくマットレスカバーやかけ布団の影響が大きいためです。

そのため、あまりにも通気性に難があるマットレスでなければ、問題はないと考えております。

まとめ

マットレスの寝心地を決める要素は、主に3つございます。

  • 寝返りのしやすさ』
  • あお向け姿勢で違和感がない
  • 入眠時の姿勢での心地よさ

実際にマットレスを選ぶときには、特にサイズやかたさに気を付けましょう。
かたさで迷ったら『ほんの少しかたいと感じるマットレス』がオススメです!

マットレスは、あなたの睡眠の質やカラダの状態におおきく関わっています。

当記事が、あなたのお悩みを解決する手助けになれば幸いでございます。

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