
😞マットレスで悩んでいる人
マットレスの選び方が分からない
そもそも、どんな種類があるんだろう
自分に合うマットレスを選びたい!
マットレス選びで失敗したくない!
このようなお悩みがある方へ
✔当記事の内容
- マットレスの選び方でお悩みの方へ!【資格者が4ステップをご提案】
- 【ステップ①】種類を決める
- 【ステップ②】サイズを決める
- 【ステップ③】価格帯を決める
- 【ステップ④】実際に使ってみる
私は医療国家資格を所持しており、カラダに身に着ける医療器具を取り扱っております。
大学院では、人間工学に関する研究をしておりました。
私は、人と物をつなげるプロです。
当記事は、あなたがマットレス選びで失敗しないための手順をまとめてあります。
自分に合ったマットレスを選ぶために、当記事の4ステップは必須です!
マットレスの選び方でお悩みの方は、ぜひご覧ください!
マットレスの選び方でお悩みの方へ!【資格者が4ステップをご提案】

マットレスは、睡眠の質を上げ、身体・精神の状態を健康に保つために必要です。
日々の生活を豊かにするために、必要不可欠な寝具となります。
マットレスを選ぶ際には、様々なことを考慮する必要があり大変です。
ですが、これから紹介する4ステップをしっかり踏むことで、自分に合ったマットレスを迷わず選ぶことができます。
マットレスは睡眠の質を決める寝具!

マットレスは、睡眠の質を上げて健康に保つために絶対に必要な寝具です。
それは、マットレスは睡眠の質を決める多くの要素に関わっているためです。
睡眠は、多くの要素によって決定します。
マットレスは、ほとんどの要素に直接・間接的に関わっています。
マットレスが関係のないと言える要素は、「光・照明」「音」「香り」ぐらいです。
逆に言えば、合わないマットレスを使っていると、睡眠に多大な影響が出てしまいます。
マットレスは、睡眠の質を上げて健康に保つために絶対に必要な寝具なのです。
もう迷わない!マットレスの選び方は4ステップでOK!

マットレスは高い買い物になるため、失敗したくないですよね…。
マットレス選びでは、しっかりとステップを踏む必要があります。
- 【ステップ①】種類を決める
- 【ステップ②】サイズを決める
- 【ステップ③】価格帯を決める
- 【ステップ④】実際に使ってみる
ステップ①では、マットレスの種類を決めます。
この時大切なのは、「抱えている悩み」や、「強い要望」を主軸にすることです。
ステップ②では、サイズを決めます。
サイズを決める際には、体型や部屋の大きさを考慮します。
ステップ③では、価格帯を決めます。
計133個のマットレスの価格帯をまとめた表もあります。
折りたたみ式や質の悪いブランドなどは除外しております。
ご参考ください!
ステップ④では、実際に使ってみます。
実際に使う=店舗で横になってみる、ではありません。
数日おうちで使ってみることが大切です。
その大切さや、おうちで使うための保証・サービスに関してもご案内しております。
このステップをしっかりと踏めば、マットレス選びで悩むことはありませんよ!
【ステップ①】種類を決める

ステップ①では、マットレスの種類を決めます。
マットレスの種類は、数多くなります。
とても重要なステップになります。
ですが、ある程度答えは決まっています。
それは、原則として「柔らかすぎるマットレスはNG」ということです。
マットレスの種類
マットレスには、数多くの種類(タイプ)がございます。
- ウレタン・樹脂素材
- 高反発ウレタン
- 低反発ウレタン
- ファイバー
- ラテックス
- コイル・スプリング
- ポケットコイル
- ボンネルコイル
- 特殊コイル
- その他
- エアー
- ウォーター
数年前までは、スプリングマットレスばかりでした。
ですが、近年ではウレタンの技術が大きく進歩しました。
最近では、高反発ウレタン・樹脂素素材の新素材を使ったマットレスが数多く販売されております。
悩み・要望を主軸して、種類を決める
睡眠に関して、お悩みを抱えていませんか?
- 睡眠の質が低い
- 寝心地が悪い
- 腰痛や肩こり、背中の痛みがある
- 脊椎疾患を患っている
- 暑くて眠れない
もし自身が抱えている悩みがあれば、その悩みを軸にしてマットレスを選びましょう。
「こうした悩みを解決したい」という自分の要望は、とても大切なのです。
しっかりと、自身の悩みを解消できるマットレスを選ぶ必要があるのです。
そして、上記のような悩みを抱えている方には、硬めのマットレスを強くおすすめします。
詳しくは、「【悩み別】硬めのマットレスが貴方におすすめの理由【資格者が解説】」の記事をご覧ください。
基本的には「高反発ウレタン」or「ポケットコイル」のやや硬めでOK
基本的には、「高反発ウレタン」or「ポケットコイル」のやや硬めのマットレスがおすすめです。
それは、これらのタイプであれば多くの悩みを解決できるためです。
睡眠に関する悩みの多くは、次の2つが満たされれば大きく解消できます。
- 姿勢の保持ができる
- 寝返りしやすい
高反発ウレタンやポケットコイルのようなやや硬めのマットレスは、この2つが実現できるマットレスです。
柔らかすぎるマットレスはNG
逆に、柔らかすぎるマットレスはNGです。
それは、姿勢がくずれやすく、寝返りしづらいためです。
柔らかすぎるマットレスの代表として、低反発マットレスがございます。
10年程前に、低反発マットレスのブームがありました。
「トゥルースリーパー」は、そのブームの火付け役になったブランドです。
ですが、現在のトゥルースリーパーの最上級モデルは低反発+高反発の2つの材料が使われているマットレスです。
現在では、低反発のような柔らかすぎるマットレスはNGというのが一般認識です。
柔らかすぎるマットレスが合うのは、とても筋力が少なく、とても痩せ型な人ぐらいです。
また、マットレスが柔らかすぎた場合は、後から硬く調整することはできません。
逆はできます。
柔らかいマットレスは、姿勢がくずれ寝返りしやすく、後から硬くすることができないため選んではNGです。
各マットレスの特徴【次世代マットレスとは】
それぞれのマットレスには、特徴がございます。
そして、近年では技術の進歩により、安価で高機能な次世代マットレスも発売されております。
その多くは、最新の「高反発ウレタン」が用いられております。
詳しくは、「マットレスの各種類の特徴を解説!【コスパ最強の次世代マットレス】」をご覧ください!
【ステップ②】サイズを決める

ステップ②では、サイズを決めます。
ベッド・マットレスにはサイズがあります。
マットレスのサイズは、3点決める必要があります。
- よこ幅
- たて幅
- 厚み
よこ幅の決め方
よこ幅のサイズ | 用途 |
---|---|
スモールシングル(85cm) | 1人用 |
シングル(95~100cm) | 1人用 |
セミダブル(120~122cm) | 1人用 |
ダブル(140cm) | 1人用 |
クイーン(150~172cm) | 2人用 |
キング(180cm) | 3人用(大人2人+お子様1人用) |
よこ幅は、6種類の中から選びます。
よくある勘違いとして、ダブル=2人用というイメージがございます。
ですが、ダブルサイズを大人2人で使うのはかなり狭く感じてしまいます。
よこ幅を決める際の注意点は、次の3つです。
- 寝る人数
- 部屋に搬入できるか
- サイズがあるか確認
まず、1つのベッドで寝る人数を決めます。
1人であれば、シングル~ダブルサイズで選択します。
2人以上であれば、クイーン~キングサイズとなります。
次に、部屋に搬入できるかを確認しましょう。
特に大きめのサイズを選ぶ際には、注意しましょう。
搬入が難しい場合は、2つのマットレスをくっ付けて使うのも手です。
最後に、マットレスのサイズ設定があるかどうか確認しましょう。
多くのマットレスはシングルの設定はございます。
ですが、大きいサイズになるほどサイズが用意されていないことがあります。
また、商品やブランドによって表記に対して数cmの振れ幅があるためご注意下さい(例:シングル:95~100cm 5cmの振れ幅)。
たて幅の決め方
たて幅 | 用途 |
---|---|
通常タイプ(195cm) | 身長175cm未満 |
ロングタイプ(203~210cm) | 身長175cm以上 |
たて幅は、2種類のどちらかを選びます。
身長が175cmを超える場合は、たてに長いロングタイプのマットレスを選びましょう。
それは、通常のマットレスのたて幅では窮屈に感じるためです。
“身長175cmでも、20cmも余裕があるし大丈夫でしょ”
と思うかもしれません。
ですが、人間は寝ると重力から解放され、身長が伸びます。
他にも、マットレスの捨て寸や足首の可動域、枕の縦幅なども考慮しなければなりません。
また、快適に眠れるマットレスのたて幅には、公式があります。
快適なマットレスのたて幅=
身長×1.05+15cm
通常のマットレスの長さは、195cmです。
上記の式から逆算すると、身長175cmがボーダーラインとなるのです。
身長175cm以上の方は、迷わずロングタイプのマットレスを選びましょう。
身長が高くない方は、通常タイプでOKです。
厚みの決め方
厚み | 用途 |
---|---|
3cm | トッパー(パッド) |
5cm | 厚めのトッパー |
7cm | 敷布団(子供用) |
10cm | 敷布団(大人用) |
15cm | ベッドフレーム上で使う |
25cm | コイル・スプリングの標準的な厚み |
35cm | かなり厚め。最近は見ない。 |
マットレスは、厚みによって用途が変わります。
トッパーとして今のマットレスの上に敷くなら、3~5cmほどの厚みを選びましょう。
和室で敷布団の代わりに使うのであれば、7~10cmほどの厚みを選びましょう。
ベッドフレームの上で使うのであれば、15~35cmほどの厚みを選びます。
各サイズの特徴
ベッドは、1人で寝る場合でも、2人以上で寝る場合でもサイズの検討が必要です。
どのサイズが自分に合うのか、しっかりと確認する必要があります。
各サイズの特徴を知りたい方は、「マットレス・ベッドのサイズの選び方!【迷っているなら必見です】」の記事をご覧ください。
【ステップ③】価格帯を決める

ステップ③では、価格帯を決めていきます。
マットレスの種類やブランドにより、価格は様々です。
ここでは、各ブランドの「計133個」のマットレスの価格帯を表にまとめました。
なお、折りたたみマットレスや、信用できないブランドのマットレスは除外しております。
高反発マットレス⇒21個
コイル・スプリングマットレス⇒112個
計:133個
マットレスを価格帯から選ぶ際には、品質と価格の関係を知っておくことも大切です。
法則1:品質と価格の関係
- 低価格=低品質
- 高価格≠優れたマットレス
法則2:価格を決める3つの要素
- 価格=「品質」+「サイズ」+「ブランド・広告費」
また、気になるブランドがある際にはチェックしてみましょう。
中には、サブスク(月額・年間払い)という新しいスタイルで購入可能なブランドもございます。
【高反発マットレス】の価格帯

高反発マットレス21個の価格帯をまとめました。
高反発素材のみを使ったマットレスは、近年増えてきたマットレスです。
高反発ウレタンと一言で言っても、ブランドによってそれぞれ特徴がございます。
【コイル・スプリングマットレス】の価格帯

コイル・スプリングマットレス112個の価格帯をまとめました。
コイル・スプリングマットレスは昔からある商品のため、数も豊富です。
最近の特徴としては、コイルの上に高反発・低反発の素材を敷いたハイブリッドタイプがとても多いです。
上に敷く素材の種類によって、価格に差がつけられているケースが多いです。
低グレード⇒コイル+ただのクッション素材
高グレード⇒コイル+高機能のクッション素材
マットレスの価格に関する2つの法則
マットレスの価格は、次の2つの法則が当てはまります。
法則1:品質と価格の関係
- 低価格=低品質
- 高価格≠優れたマットレス
法則2:価格を決める3つの要素
- 価格=「品質」+「サイズ」+「ブランド・広告費」
当たり前ですが、低価格なものは低品質なため安いのです。
逆に高価格なものでも、「広告費」に莫大な金額がかかっている場合は、高品質とは限りません。
また、ウォーターベッドのように数十万円もするのに、睡眠の質が悪くなりやすいマットレスもございます。
価格に踊らされないようにしましょう!
ブランドによる違い
国やブランドによって、マットレスの特徴は大きく変わります。
最近注目されているブランドも含めて、まとめました。
各ブランドの特徴の詳細は、「最新マットレスのメーカー・ブランド比較【〇〇に着目しよう!】」の記事にまとめてあります。
日本製ブランド
- ムーンムーン
- アキレス
- 日本ベッド
- フランスベッド
- エアウィーブ
- ショップメーカー(ニトリ・無印良品・IKEA)
“日本製マットレスは安心できる”というのは、半分だけ正解です。
それは、場合によっては生産国は海外であるケースがあるためです。
日本製のマットレスは、確かに海外製と比較して質が高いものはございます。
ですが、“ニトリ・無印良品・IKEA”などのショップメーカー製のマットレスの場合はその限りではございません。
ショップメーカー製のマットレスは品質の差が激しいため、選ぶ際には注意が必要となります。
海外製ブランド
- Koala Sleep(コアラ・スリープ)
- Magniflex(マニフレックス)
- SIMMONS(シモンズ)
- Sealy(シーリー)
- Serta(サータ)
- TEMPUR(テンピュール)
海外製のブランドも、優秀なマットレスは多くございます。
多くの優秀な寝具ブランドは、睡眠への関心が強い日本に参入してきています。
ここでは、信頼性の高い海外製ブランドをまとめております。
サブスク(月額・年間支払い)
最近では、マットレス業界にもサブスク(月額・年間払い)で使えるものが出てきました。
サブスクは、レンタルやローンとは異なります。
サブスクで買えるマットレスは、「ムーンムーン」というブランドのみです。
定価20万円の高級マットレスを、月額3000円or年間3.1万円から使えるという驚きのサービスです。
もちろん新品です。
詳しくは、公式ホームページをご覧ください。
特許申請の次世代マットレス【ビブラート1】
【ステップ④】実際に使ってみる

ステップ1~3をしっかりと踏めば、マットレス選びで困ることはございません。
それでも、使ってみないと分からないということも否めません。
それは、人間には目に見えないパラメーターがあるためです。
実際に使ってみて確認することは、とても大切です。
そのため、より安心してマットレスを選ぶために、保証があるものを選ぶことをおすすめします。
実際に使ってみて、自分に合うか確認する
最後のステップ④では、実際に自宅で使ってみて自分に合っているか確認します。
それは、目に見えないパラメーターを確認するためです。
まず「実際に使ってみる」というのは、店舗で実際に寝てみるという意味ではありません。
自宅で、数日使ってみるということです。
店舗で数分寝てみたところで、自分に合うかはっきりと分かりません。
これは、他の商品でも言えることです。
“靴屋さんで試し履きをしたけど、実際長く歩いてみたら足が痛くなった”
なんて経験はございませんか?
その場で少し履いてみたところで、自身にぴったり合うとは断言できないのです。

私の仕事の、オーダーメイドの医療機器の世界でも同じです。
医療機器をお渡しするときには、医師や私たちで厳重なチェックをします。
ですが、厳重なチェックをクリアしても、使用している中で患者様が違和感をおぼえることがございます。
その時には、治療に問題のない範囲で違和感を無くすように微調整を行います。
このような問題は、患者様の動作や生活スタイルの中に見えないパラメーターが潜んでいるため起こってしまいます。
人間には、目に見えないパラメーターが確実にあります。
マットレスの使用でも、見えないパラメーターが働く可能性はございます。
自分に合うと断言するためには、実際に使ってみる他ございません。
このステップ4の内容を聞いた方は、
“自宅で使ってみるって、買ってみるってこと?合わなかったらどうするの?”
と、ご心配するかと思います。
そこでご提案するのは、保証があるマットレスを選ぶということです。
保証等があるマットレスを選ぶ
- 返金保証がある
- トライアル期間がある
- レンタルで試せる
- サブスク(月額・年間支払い)ができる
万が一のことを考え、上記のような保証等があるマットレスを選ぶことをおすすめします。
それは、より安心してマットレスを購入することができるためです。
ステップ1~3をしっかり踏めば、ほとんどの方は自分に合ったマットレスを選ぶことができます。
ですが、そこから外れてしまう方が少数いることも想像できます。
97%の人は大丈夫と言われても、自分が3%に含まれていない保証はないのです。
そのため、しっかり安心してマットレスを選ぶために、保証があるマットレスを購入してみてはいかがでしょうか。
こうした保証は、多くの寝具ブランドが取り入れています。
後から柔らかくすることはできる【硬くはできないため注意】
また、マットレスが硬く感じた場合には柔らかくすることができます。
それは、柔らかいトッパーが使えるためです。
マットレスが硬すぎると感じた場合には、柔らかめのトッパーを使えばOKです。
安いトッパーであれば、数千円で買うことができます。
ですが、マットレスが柔らかすぎる場合には、硬くすることができないため注意しましょう!
“柔らかすぎたら、硬めのトッパーを敷けばいいんじゃない?”
と思うかもしれませんが、それは違います。
硬いトッパーを敷いても、土台が崩れてしまうためしっかりと対策できません。
そのため、柔らかすぎるマットレスは買わないことを強くおすすめします。
マットレスが硬く感じた場合にはトッパーを使えばOKですが、柔らかすぎる場合はしっかり対策できません。
【まとめ】4ステップを踏んで、自分に合うマットレスを選ぼう!

自分に合ったマットレスは、睡眠の質を保つために必要不可欠な寝具です。
そのため、しっかりとステップを踏んで選ぶ必要があります。
- 【ステップ①】種類を決める
- 【ステップ②】サイズを決める
- 【ステップ③】価格帯を決める
- 【ステップ④】実際に使ってみる
実店舗にマットレスを選びに行ったことはございますか?
寝具のことだけに詳しい店員さんに、予算に合った在庫の余っているマットレスを勧められてしまうことがほとんどです。
また、人間の身体に関する知識を持たない方がほとんどです。
当記事は、医療現場にてオーダーメイドの治療機器の設計・装着確認している「人と物をつなげるプロ」である筆者が執筆しております。
人と物をつなげるという事に関して、絶対的な自信がございます。
当記事が、マットレス選びでお悩みの方の手助けになれば、幸いでございます。