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圧迫骨折の負担をマットレスで軽減しよう【寝る時の正しい対策】

😞圧迫骨折で悩んでいる人

背骨の圧迫骨折をしてしまった。
起き上がるときや、寝るときにつらい。
家族が、圧迫骨折をしてしまってつらそう。

少しでもつらさを無くしたい。
背骨の負担も減らしたい。
何か対策はないだろうか。
柔らかいマットレスにしたら楽なのかな?

このようなお悩みがある方へ。

✔当記事の内容

・圧迫骨折の負担をマットレスで軽減しよう
・コルセットを付けて寝る時の対策

私は病院にて、脊椎疾患の患者様に関するコルセットなどの器具を取り扱ってきた経験がございます
医療国家資格を所持しており、大学院では人と物の動きの研究をしていました。
私は人と物をつなげるプロです。

当記事では、圧迫骨折の負担をマットレスで軽減する方法に関してまとめてあります。
圧迫骨折でお悩みの方は、ぜひご覧ください!

圧迫骨折の負担をマットレスで軽減しよう

圧迫骨折のとき、寝る時にもつらいという方は非常に多くいらっしゃいます。
こうした方の多くは、寝ている時に「くの字」姿勢となってしまっています。
「くの字」姿勢は、圧迫骨折には良くありません。

これは圧迫骨折に限らずですが、寝ている時のカラダへの負担を減らすことは大切です。
そして、カラダへの負担をなくす方法として、少し硬めのマットレスを使うことはとても有効です。

それぞれ詳しくご説明いたしますね!

柔らかいマットレスだと、逆に負担がかかる

よく「柔らかいマットレスの方が良い」と勘違いされている方がいらっしゃいます。

柔らかいマットレスの方が良いというのは、勘違いです。
それは、柔らかいマットレスだと「くの字」の姿勢になるためです。

柔らかいマットレスだと、カラダの腰部分が下に沈み込み、「くの字」の姿勢になってしまいます。
この「くの字」の姿勢は、骨折部分に大きな負担がかかってしまいます。
これは、胸椎・腰椎の骨折に関わらず同じです。
どちらの骨折でも、「くの字」の姿勢は負担がかかります。

腰が沈み込むような柔らかいマットレスの場合、逆にカラダに負担がかかってしまうため注意しましょう。

骨折部分の負担が少ない姿勢

骨折部分の負担が少ない姿勢は、自然な脊柱の弯曲~少しエビ反りぐらいの姿勢です。
それは、少しエビ反りにすることで脊椎前面(骨折部分)の負担を減らすことができるためです。

実際に圧迫骨折の治療の中で、自然な姿勢よりも少しエビ反りの状態で、コルセットで固定することも多くございます。

寝ている時の「くの字」の姿勢や、いわゆる「猫背」の姿勢は良くありません。
このような背骨が丸まった姿勢を取ることは、骨折部分に負担がかかってしまいます。

そのため、起きている時も寝ている時も、自然な脊柱の弯曲~少しエビ反りぐらいの姿勢を保つ必要がございます。

少し硬めのマットレスを使おう

圧迫骨折に良いのは、少し硬めのマットレスです。

それは、主に2つの理由があります。

①「くの字」姿勢になるのを防ぐ
②起き上がりやすい

それぞれご説明しますね!

①「くの字」姿勢になるのを防ぐ

少し硬めのマットレスを使うと、「くの字」姿勢になるのを防ぐことができます。
それは、腰の沈み込みが起こらないためです。

圧迫骨折に限らず、柔らかいマットレスは脊椎への負担が大きくなってしまいます。
柔らかいと皮膚への感触は心地よいのですが、カラダの芯である骨(脊椎)には負担が大きくなってしまうのです。

ベースのマットレスが柔らかいと、カラダは沈み込んで「くの字」姿勢になってしまいます。
そのため、ベースのマットレスは少し硬めが良いでしょう。

②起き上がりやすい

少し硬めのマットレスは、起き上がりやすくなります。
それは、カラダに力が入れやすいためです。

“起き上がるときに力を入れなきゃいけなくて、痛くてつらい”
なんてことありませんか?

それは、もちろん骨折自体の痛みもありますが、それ以上にたくさん力を入れているからかもしれません。

柔らかいマットレスだと、たくさん力を使わないと起き上がれません。
そのため、起き上がりがとても大変になってしまいます。

少し硬めのマットレスであれば、余計な力を使わずに起き上がりやすいため、カラダの負担を減らすことができます。

😞圧迫骨折で悩んでいる人
“コルセットを付けているんだけど、硬くて大丈夫かな…”




その場合は、「マットレス・トッパー」を使ってみてはいかがでしょうか。
(次の項目で、詳しくご説明します!)

ただ、マットレス・トッパーを使うにしても、ベースのマットレスは少し硬めのものがおすすめです。
ベースのマットレスが柔らかいと、結局は「くの字」姿勢になってしまいますので…。

次は、コルセットを付けて寝る時の対策に関して、お話しますね!

コルセットを付けて寝る時の対策

治療のために、コルセットを付けて寝ている方もいらっしゃるかと思います。

ただ、コルセットの種類によっては、コルセットが硬くてつらいかもしれません。

そんな際には、次の2つの対策がおすすめです。

・マットレス・トッパーを敷く
・痛い場所以外でカラダを支える

それぞれご説明しますね!

「マットレス・トッパー」を敷く

コルセットのせいで寝づらい場合には、マットレス・トッパーを敷くことをおすすめします。
それは、コルセットによる局所的な圧を逃がすことができるためです。

マットレス・トッパーとは、簡単に言えば少し厚めのマットレスパッドのような物です。
4~9cmほどの厚みがあり、材質も様々です。

マットレス・トッパーを使うのであれば、基本的には低反発よりも高反発のものをオススメします。
低反発だと、体重で底付きしてしまうことがございます。
ただし、とても体重が軽くて骨ばった体型の方であれば、低反発のものでも良いかもしれません。
自身の体型に合わせて、トッパーを選びましょう!

コルセットで寝づらい場合は、マットレス・トッパーを敷いてみましょう。

痛い場所以外でカラダを支える

寝ている時、コルセットが当たって痛いようなことはございませんか?

その場合は、痛い場所以外にタオルやクッションを敷いてみましょう。
それは、痛い場所にかかる力を減らすことができるためです。

“痛い場所のしたにクッションやタオルを敷く”これは間違った対処法です。
痛い場所の下に敷くと、余計に、その部分にかかる力が大きくなってしまいます。

詳しくは、「寝る時にはコルセットをつけるべき?【あなたの症状次第で変わる】」に書いてありますので、ぜひご覧ください!

コルセットが当たって痛いときには、痛い場所以外でカラダを支えるようにしましょう!

【まとめ】今のつらさはもちろん、日々の負担もケアしましょう!

柔らかいマットレスだと、カラダが「くの字」姿勢となり、骨折部分に負担がかかります。

カラダの負担を減らすためには、硬いマットレスを使うことがおすすめです。

硬いマットレスには、次のメリットがあります。
・「くの字」姿勢になるのを防ぐ
・起き上がりやすい

また、コルセットを付けている方は、マットレス・トッパーを敷いてみてはいかがでしょうか。
また、コルセットが当たって痛い時は、痛い場所以外の場所でカラダを支えると良いですよ。

圧迫骨折は、背骨にかかる負担を減らして治療していく必要があります。
柔らかいマットレスを使っていると、骨折部分に負担がかかってしまい良くありません。

また、圧迫骨折は再発率が非常に高い疾患でもあります。
それは、骨粗鬆症などの合併症がある場合はとくに当てはまります。

今のつらさを軽減するだけではなく、日々の負担を減らすためにも、一度マットレスを見直してみてはいかがでしょうか。

当記事が、圧迫骨折でお悩みの方の手助けになれば、幸いでございます。

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