
😞ベッドのサイズ選びで悩んでいる人
ベッドのサイズって、どれを選べばいいんだろう
サイズが大きい方が、睡眠の質が上がるのかな
2人以上で寝る場合には、どのサイズがいいんだろう
予算もあるし、お得に買いたいなあ
考えることが多すぎて、どのサイズが良いか分からない…
このようなお悩みがある方へ
✔当記事の内容
- マットレス・ベッドのサイズの選び方!
- ベッド・マットレスの各サイズの特徴
- 【マットレス・フレーム別】3サイズの価格比率!
- ベッド・マットレスのサイズの組み合わせ【2~3人の場合】
- マットレス選びでは、サイズ選びを含めた「4ステップ」が必要
私は医療国家資格を所持しており、カラダに身に着ける医療器具の設計・フィッティングを行っております。
大学院では、人間工学に関する研究をしておりました。
私は、人と物をつなげるプロです。
ベッドのサイズ選びは、考えることがたくさんあります。
ですが、当記事の選び方を参考にすれば、迷わず自分にあったサイズを選ぶことができます!
ベッドのサイズ選びで悩んでいる方は、ぜひご覧ください!
マットレス・ベッドのサイズの選び方!

マットレス・ベッドのサイズを選ぶ際には、考えることがいくつかあり迷いがちです。
ですが、しっかりと自分の要望を整理すれば、あなたに最適なサイズを見つけることができます。
マットレス・ベッドのサイズを選ぶ際には、最初にマットレスを決めることをおすすめします。
その他にも、気を付ける点がございます。
- 【前提】身長が175cm以上はロングタイプ
- 【ポイント1】何人で寝るか
- 【ポイント2】部屋に搬入できるか・置けるか
- 【ポイント3】予算
それぞれご説明いたしますね!
マットレス⇒ベッドフレームの順番で決める

サイズを選ぶ際には、まず自分に合ったマットレスを見つけ、その後ベッドフレームを決めます。
その理由は2つあります。
- マットレスは睡眠の質に大きく関わる
- マットレスによってサイズ展開が限られる
マットレスは、睡眠の質を決める大切な寝具です。
そのため、まずは自分に合ったマットレスを見つける必要がございます。
また、マットレスによってサイズ展開が限られていることがございます。
特に大きなサイズを検討している方は、注意しましょう。
マットレスが決まった後に、ベッドフレームを決めていきましょう。
マットレスの選び方に関しては、「マットレスの選び方でお悩みの方へ!【資格者が4ステップをご提案】」をご覧ください!
サイズの種類と寝れる人数
よこ幅のサイズ | 用途 |
---|---|
SS│ セミシングル(85cm) | 1人用 |
S│ シングル(95~100cm) | 1人用 |
SD│ セミダブル(120~122cm) | 1人用 |
D│ ダブル(140cm) | 1人用 |
Q│ クイーン(150~172cm) | 2人用 |
K│ キング(180cm) | 3人(大人2人・お子様1人)用 |
基本的に、セミシングル~ダブルは1人用、クイーンは2人用、キングは3人用となります。
“ダブルは2人用”と言われることもございます。
ですが、大人2人で寝るとかなり狭く感じるためご注意ください。
また、キングより大きいサイズが欲しい場合には、シングル×2つなど組み合わせて使うこともできます。
後ほど詳しくご説明いたします!
【前提】身長175cm以上の人は絶対にロングタイプ!

前提として、身長が175cm以上の方はロングタイプを選びましょう
それは、通常の長さでは足がはみ出してしまうためです。
たて幅のサイズ | 用途 |
---|---|
通常タイプ | 身長175cm未満 |
ロングタイプ | 身長175cm以上 |
“身長175cmなら、20cmも余裕があるし大丈夫じゃない?”
そう思うかもしれませんが、実は違うのです。
- 枕を置くスペースが必要
- 寝ると重力から解放され、身長は伸びる
- 寝ると足先が下がり、さらに余裕がなくなる
こうした理由がございます。
身長175cm以上の方は、迷わずロングタイプを選びましょう。
なお、ロングタイプでは、よこ幅のサイズ展開が限られるケースが多いため、注意しましょう。
【ポイント1】睡眠の質を大切にするなら1人1ベッド
睡眠の質を重視するのであれば、1人1ベッドにしましょう。
それは、2人以上が同じベッドで寝ると睡眠の質が下がりやすいためです。
1人1ベッドのメリット・デメリットは、次の通りです。
- 〇寝返りしやすいため睡眠の質が上がる
- 〇振動が隣に伝わらない
- 〇風邪のとき、離れて眠れる
- 〇選べるベッド・マットレスのラインナップが豊富
- ×少しさみしく感じる
- ×価格が高くなりやすい
1人1ベッドであれば、睡眠の質を確保しやすく、また風邪等のときにも対応できます。
家族で一緒に寝たいという方は、シングル×2や、シングル+セミダブルといった選択ならさみしくありませんよ。
デメリットとしては、少し値段が高くなりがちです。
あなたが睡眠の質を大切にしたいのならば、絶対に1人1ベッドがおすすめです。
【ポイント2】部屋に搬入できるか・置けるか
大きなサイズのベッドを購入する場合、部屋に搬入できるか・置けるかに気を付けましょう。
ダブルベッド以上のサイズを購入する際には、要検討です。
【ポイント3】予算の抑え方
予算を抑えるため気を付けるポイントは、2つございます。
- サイズが小さいほど価格は安い
- 2人以上で寝る場合は、ベッドを組み合わせると高くなる
基本的に、サイズが大きいほど値段は高くなります。
また、2人以上で寝る場合には、ベッドを組み合わせたほうが高くなりがちです。
セミシングルを2つ並べれば、キングの幅となります。
ですが、価格としては基本的には
セミシングル×2つ > キング×1つ
と、セミシングル2つの方が高くなります。
これは、ベッドフレームが複数必要となるためです。
同じ幅でも、組み合わせによって金額が変わります。
搬入に問題がなく、予算を抑えたいという方は要検討です。
ベッド・マットレスの各サイズの特徴
ベッドサイズは、主に6種類に分けられます。
ですが、商品によって少し幅の長さに違いがあるため注意しましょう。
SS│セミシングル【横幅:85cm】

セミシングルは、小柄な方や、寝室がとても狭い方におすすめです。
ただし、壁にくっつけると窮屈に感じるため注意しましょう。
2つ並べれば、キングとほぼ同じ幅になりますよ。
注意点
ラインナップが少ないため、選択肢が限られます!
S|シングル【横幅95~100cm】

シングルは、多くの方におすすめできるサイズとなっています。
通常の体型であれば、狭く感じることはございません。
2つ並べると、キングサイズより大きくなります。
また、非常にラインナップが豊富です。
“サイズがない!”
ということがないため、自分に合ったベッド・マットレスを選ぶことができます。
注意点
体型が大きい方は、セミダブルの方がおすすめです!
SD|セミダブル【横幅120~122cm】

セミダブルは、体型が大きい方・優雅に寝たい方におすすめです!
シングルより20cm大きい設定ですが、しっかり大きく感じます。
寝返りで落ちたりする心配なく、眠ることができますよ!
部屋の大きさと予算に余裕があるのでしたら、検討してみてはいかがでしょうか?
注意点
シングルサイズよりは、予算が高くなります。
D|ダブル【横幅140cm】

ダブルは、1人用の最高級なサイズです!
ダブルベッド=2人用ではありません。
中には、ダブルベッドで2人寝れると考えている寝具店の方もいます。
ですが、ダブルベッドでは狭いという意見が非常に多いです。
睡眠の質・寝返り等の観点からも、2人での使用はおすすめしません。
注意点
ダブルベッド=2人用ではありません!
Q|クイーン【横幅150~172cm】

クイーンは、2人用のサイズとなります。
クイーンは、セミシングル×2つよりも狭い幅となります。
また、価格も抑えられます。
2人で寝たくて、セミシングル×2つよりも価格・サイズを抑えたい方におすすめです!
注意点
クイーンといっても、2つに分割されていることが多いです。
ラインナップが少ないです。
K|キング【横幅180cm~】

キングは、3人(夫婦+小さな子供)のサイズです。
キングもクイーンと同じく、分割されている仕様となっていることが非常に多いです。
キングは、3人で寝たい方におすすめのサイズです!
注意点
お子さんが1人で寝るようになった時、持て余してしまうかも?
ラインナップが少ないです。
【マットレス・フレーム別】3サイズの価格比率!

シングルの価格を基準として、主要な3サイズの価格比率を比較しました。
大手ブランドのみ抽出していますので、目安になるかと思います!
ベッドフレームの価格比率
- シングル 1倍
- セミダブル 1.2倍
- ダブル 1.4倍
マットレスの価格比率
- シングル 1倍
- セミダブル 1.1倍
- ダブル 1.2倍
ベッドフレームの方が、サイズによる価格差が大きいことが分かります。
つまり、大きいサイズの購入を検討する場合は、フレームの価格を抑えられるかが大切になります。
ベッド・マットレスのサイズの組み合わせ【2~3人の場合】

2~3人で寝ることを考えていますか?
その場合は、いくつかベッドの組み合わせが考えられます。
↑ 狭い
- 【150~172cm】クイーン×1つ
- 【170cm】セミシングル×2つ
- 【180cm】キング×1つ
- 【190~200cm】シングル×2つ
- 【215~222cm】シングル+セミダブル
↓ 広い
もしも2つのベッドを組み合わせる場合には、「大きいパッド」や「隙間パッド」を使うことをおすすめします!
ちなみに我が家では、シングルベッドを2つ組み合わせて夫婦2人で寝ています。
スペースは取りますが、お互いストレス無く寝ています。
近いので、寂しくもありません!
マットレス選びでは、サイズ選びを含めた「4ステップ」が必要

最初に、マットレス⇒ベッドフレームの順番で決めることが良いとお話しました。
そして、マットレスを選ぶ際には、サイズ以外にも考える要素があります。
そこで必要となるのが、次の「4ステップ」です!
- 【ステップ①】種類を決める
- 【ステップ②】サイズを決める
- 【ステップ③】価格帯を決める
- 【ステップ④】実際に使ってみる
詳しくは、「マットレスの選び方でお悩みの方へ!【資格者が4ステップをご提案】」の記事にまとめてございますので、ぜひご覧ください!
【まとめ】サイズ選びは慎重に!あなたに最適なサイズを選ぼう!

マットレス・ベッドのサイズを選ぶ際には、マットレス⇒ベッドフレームの順番で選びましょう。
そして、睡眠の質を大事にするのであれば、1人1ベッドがおすすめです。
サイズには、たて幅もあります。
身長が175cm以上の方はロングタイプが良いですよ。
足がはみ出してしまいますからね。
サイズには、セミシングル~キングサイズまで主に6種類ございます。
商品によって幅が異なることがあるため、注意してくださいね。
基本的に、サイズが大きくなるほど価格は高くなります。
寝る人数・部屋の大きさ・予算を考えて、サイズを選んでみましょう。
マットレス・ベッドのサイズ選びは、考えることが複数あります。
ですが、しっかりと自分の要望を整理していけば、あなたに最適なサイズを見つけることができます。
ぜひ当記事をご参考ください!
マットレス・ベッドのサイズ選びでお悩みの方の手助けになれば、幸いでございます。