コルセット

スポーツ時に邪魔にならないコルセット【専門家が選ぶおすすめ5選】

スポーツ時の腰痛にコルセットは有効です。

スポーツ時の痛みで悩んでいる人

腰が痛いけどスポーツをしたい
また痛めてしまうのが怖い
しっかり腰をサポートして運動をしたい

数百種類以上もある市販のコルセットから、スポーツに適したコルセットを選ぶのはとても大変です。
間違ったコルセット選びをすると、邪魔になって動きづらいなんてこともあります。

信頼性

私は病院にて、スポーツ疾患のある患者様の医療用コルセットを取り扱っている経験がございます。
医療国家資格を所持しており、大学院では人と物の動きの研究をしていました。
私は人と物をつなげるプロです。

当記事では、スポーツに合うコルセットをプロ視点でまとめております。

この記事を読めば、スポーツ時に快適なコルセットを見つけることができますよ!

スポーツ時に邪魔にならないコルセット

スポーツ時におすすめのコルセット

スポーツ用のコルセットを選ぶ時には、次の3つに注意しましょう。

ポイント

  • 動きを固定してはいけない
  • ムレにくい素材が良い
  • ズレにくい素材は“実はあまり関係がない”

それぞれご説明いたします!

動きを固定してはいけない

スポーツ用のコルセットでは、動きを固定してはいけません。
それは、動きを止めすぎてしまうと逆にカラダへかかる負担が大きくなるためです。

固いプレートの入ったコルセットでガチガチに固定してしまうと、逆に背骨や股関節での衝撃吸収能力が減ってしまいます。
また、そもそも強固な固定が必要な症状であれば、素直にスポーツは控えた方が良いでしょう。

動きを固定するコルセットよりも、動きを支える(動きにブレーキをかける)ようなコルセットが望ましいです。
専門用語では、「動きの制動」と言います。
※当記事では、分かりやすく固定と言う言葉を使っています。

具体的には、柔らかめのプレートやバンドでのサポートが重要となります。

スポーツ用のコルセットは、動きやすさが大切です。

ムレにくい素材が良い

スポーツ用のコルセットでは、ムレにくさが必要です。
スポーツでは汗をかくため、通気性あるいは吸湿速乾性の良さが求められます。

ムレをしっかり逃がしてあげないと、熱中症や汗冷えに繋がります。

パッと見では厚めに見えるコルセットでも、吸湿速乾性が高い素材が使われていることもございます。
薄いコルセットだけがムレにくい訳ではありません。

スポーツ用のコルセットでは、ムレにくさが大切です。

ズレにくい素材は“実はあまり関係がない”

コルセットのズレにくい素材よりも、インナーの着方が大切

コルセットを探していると、「ズレにくい素材を使っています!」というアピールを良く目にします。
ですが、実際に大切なのは、“コルセットの装着の仕方”です。

通常、薄手のインナーの上にコルセットを着用します。
そのため、コルセットの内側にズレない素材を使われていても、インナーとコルセットがズレないだけです。
インナーとカラダの間にズレが生じれば、コルセットはインナーと一緒にズレてしまいます。

インナーを下に引っ張り、しわを無くしてからコルセットを締めていませんか?

実は、これは良くありません。
コルセットをズレにくくするためには、インナーを上にたるませてからコルセットを身に着ける必要があります。

詳しくは「コルセットがずれる原因は肌着にあった【ずれにくい付け方】」の記事にまとめてございます。

コルセットのズレは、素材自体はあまり関係がありません。
実は、装着方法を変えることで改善しますよ!

スポーツ用のコルセットを選ぶときの注意点は、以上の3つとなります。
次は、実際におすすめのコルセットをご紹介いたします!

スポーツ時におすすめのコルセット5選!

数百種類以上のコルセットの中から、スポーツ用として最適なものをまとめました!
プロ視点で、以下の項目を見て評価しております。

評価ポイント

  • コルセットの形状
    • 前後幅の長さ・比率
    • 上端・下端の形状
  • 本体・フチの素材
  • バンドの本数・幅・素材
  • ステーの本数・幅・素材

この項目から、分かりやすく数字でまとめてあります。
ぜひご参考ください!

Dr.magico 腰椎コルセット・スタンダード・Pro

スポーツ用コルセット5選 その1

Dr.magico 腰椎コルセット・スタンダード・Pro

しゃがみ込みやすい

腰痛用としてオーソドックス

9

動きやすさ

8

ムレにくさ

6

固定力

「Dr.magico 腰椎コルセット・スタンダード・Pro」は、薄いわりに固定力があるコルセットです。
ワイドタイプもございますが、スポーツ用であればスタンダードタイプの方が良いかと思います。

コルセットの下端が曲線状にえぐれている工夫がされています。
そのため、しゃがみ込んだ際に股関節に食い込みづらくGoodです。

また、薄手でメッシュ素材なためムレにくく、その割に固定力はあります。
骨盤~腰部にかけてサポートしており、バンドを締めることで固定力を調整できます。
プラスチック製のたわむステーが2本使われており、動きを止めすぎないのもGoodです。

腰痛時のスポーツ用として、オーソドックスなコルセットと言えるでしょう!

ZAMST 腰用サポーター ZW-5

スポーツ用コルセット5選 その2

ZAMST 腰用サポーター ZW-5

スポーツメーカー製

腹圧を高めやすい

スイング競技向き

7

動きやすさ

7

ムレにくさ

7

固定力

「ZAMST 腰用サポーター ZW-5」は、腹圧をしっかり高める仕様のコルセットです。
そのため、ゴルフや野球のバッティングなど、スイング競技におすすめです。

背から回るバンドが、腹部・骨盤部の一体型のため、腹圧をしっかり高めやすい仕様となっています。
そのため、その場で動かずに正確で力強い動作を求める競技(ゴルフやバッティング)に向いております。
逆に、つねに動き回る競技(サッカーなど)だと、ベルトを強く締めると腹部の圧迫感が強くなりやすいため注意しましょう。

特に、スイング競技におすすめのコルセットです!

マックスベルトCHアクティブ

スポーツ用コルセット5選 その3

マックスベルトCHアクティブ

医療メーカー製

ステーによる固定力高め

大きな体型の人向き

7

動きやすさ

7

ムレにくさ

8

固定力

「マックスベルトCHアクティブ」は、ステーによる固定力が高いコルセットです。
また、シグマックスという医療用コルセットも扱っているメーカーが製作しております。

プラスチック製のステーですが、これが4本入っており固定力がやや高めです。
小柄な人だと固定力が高すぎますが、大きな体型の人にはちょうど良い固定力となります。

大きな体型の人におすすめのコルセットです!

ミズノ 腰部骨盤ベルト メッシュタイプ

スポーツ用コルセット5選 その4

ミズノ 腰部骨盤ベルト メッシュタイプ

スポーツメーカー製

とても幅狭め

尾てい骨の上が痛い人向け

9

動きやすさ

9

ムレにくさ

5

固定力

「ミズノ 腰部骨盤ベルト メッシュタイプ」は、かなり幅狭めのコルセットです。
主に仙腸関節(骨盤の後ろ部分)を固定する目的となります。

仙腸関節のゆるみは、腰痛と影響があると言われています。
また、仙腸関節部に炎症があると、尾てい骨の上あたりに痛みが生じます。

他のコルセットと比べて、腹圧を高める効果は弱めです。
ですが逆に、動き回るスポーツ等には適したコルセットだと言えるでしょう。

尾てい骨の上に痛みがある方・動き回るスポーツにおすすめのコルセットです!

ソルボ 中殿筋サポーター

スポーツ用コルセット5選 その5

ソルボ 中殿筋サポーター

股関節の横が痛い人に!

カラダのブレ止め向き

7

動きやすさ

9

ムレにくさ

4

固定力

「ソルボ 中殿筋サポーター」は、中殿筋に特化した少し特殊なコルセットです。
中殿筋とは、股関節の横についている筋肉です。

中殿筋は、カラダの横ブレを抑える筋肉で、それをサポートしています。
また、骨盤を前後から挟み込む仕様となっています。

注意点としては、骨盤を横から深く覆うような仕様となっております。
そのため、スポーツ時に「股を開く」・「大きくしゃがみ込む」ような股関節を横に動かす動作があると、ズレやすいです。
ジョギングのような股関節の前後運動であれば、そこまで気にしなくてOKです。

中殿筋が痛い人、骨盤から起こるカラダのブレを止めたい人におすすめです。

「コルセットをつける=筋力低下」は、誇張された意見

コルセットをつけると筋力低下になるというのは、かなり誇張された意見

“コルセットをつけると筋力が低下する”

こんなお話を聞いたことはございませんか?
これは、とても誇張されている意見です。

もしコルセットが必要のない人が装着すれば、細かく見れば筋力低下につながる可能性はあるかもしれません。
ですが、コルセットが必要な方は、しっかりと装着するべきだと考えます。

コルセットを着ける目的は、患部の負担を減らしたり怪我の予防だったりと様々です。
ですが、共通しているのは「負担なく動けるような状態をつくる」ことです。

コルセットが必要な例

何もしないと30分で痛み等の不調が起こる。
けれど、コルセットを着ければ2時間は不調なく動けるようになる。

これは、単純な痛みの除去に加えて、
痛みによる代償運動(痛みを庇うような動き)による二次的な負担を防ぐこともできます。

上記の例を考えれば、コルセットが必要な方は装着した方が良いことが分かるかと思います。
必要なものを必要な時に使う、とてもシンプルなことなのです。

スポーツ以外の場面でも、カラダの負担に目を向けてみよう!

睡眠時は、自分に合うマットレスでカラダを回復しよう!

スポーツ時にカラダの負担を減らすことは、とても大切です。
それと同じぐらい、スポーツ以外の場面でのカラダの負担を減らすことも大切なのです。

とくに、睡眠はカラダの状態を回復するために重要です。
逆に睡眠中にもカラダに負担がかかっていると、日中やスポーツ時にも大きな影響が出てしまいます。

睡眠中においてカラダの負担を減らす・回復するためには、マットレスが重要です。
合わないマットレスを使っていると、カラダ(脊椎や各関節・筋肉など)にかかる負担が増えるため、注意しましょう。

一度、ご自分の使っているマットレスを見直してみてはいかがでしょうか?

詳しくは「【悩み別】硬めのマットレスが貴方におすすめの理由【資格者が解説】」の記事にまとめてございます。

【まとめ】スポーツ用のコルセットをつけて、快適に動こう!

必要な場合は、スポーツの時にしっかりコルセットをつけよう!

スポーツ用のコルセットを選ぶ時には、次の3つに注意しましょう。

  • 動きを固定してはいけない
  • ムレにくい素材が良い
  • ズレにくい素材は“実はあまり関係がない”

そして、スポーツ時につけても邪魔にならないコルセットを、プロ視点で5つご紹介いたしました。
それぞれ特徴があるため、ご自分の状態に合ったコルセットをお選びください!

また、「コルセットをつける=筋力低下」は、とても誇張されている意見です。
必要な方は、コルセットを着けてカラダの負担を減らすことが大切です。
そうすれば、痛みや二次的な負担を減らし、活動レベルを上げれます!

睡眠時にかかるカラダへの負担も、しっかり見直す必要があります。
ご自分に合っていないマットレスを使っていると、逆にカラダに負担をかけてしまうこととなります。
一度、ご自分のマットレスを見直してみてはどうでしょうか。

当記事が、スポーツ用のコルセットでお悩みの方の手助けになれば、幸いでございます。

-コルセット

© 2020 モノツナ