コルセット

寝る時にはコルセットをつけるべき?【あなたの症状次第で変わる】

😞寝る時のコルセットで悩んでいる人

腰痛持ちでコルセットをつけている。
骨折などの病気で、医師からコルセットをつけるように言われた。

起きているときはコルセットをつけている。
いつも腰が痛いし、心配だから寝るときもコルセットをつけたほうがいいのかなぁ。

このようなお悩みがある方へ。

✔当記事の内容

・寝る時にはコルセットをつけるべき?
・寝る時にカラダの負担を減らす対策

私は病院にて、脊椎疾患のある患者様のコルセットを取り扱っている経験がございます
医療国家資格を所持しており、大学院では人と物の動きの研究をしていました。
私は人と物をつなげるプロです。

当記事では、コルセットを寝るときにつけるべきなのか、またつけて寝る場合の注意点に関してお話しております。

寝る時のコルセットの取り扱いでお悩みの方は、ぜひご覧ください!

寝る時にはコルセットをつけるべき?

寝る時にコルセットをつけるべきか、つけなくて良いかは、あなたの症状で決まります。
つけるべき場合は、医師から指示されている場合・起き上がりがとてもつらい場合です。
それ以外の方は、原則寝る時にはコルセットをつけなくて良いです。

それぞれ詳しくご説明いたします!

コルセットをつけるべき場合

寝る時にコルセットをつけるべき場合は、主に次のとおりです。

①医師から指示されている
②起き上がりがとてもつらい

①医師から指示されている

病院でコルセットを作製し、医師から寝る時も装着するように指示されている場合は、必ず寝る時もつけてください。
それは、治療のために寝る時にコルセットを装着する必要があると医師が判断したためです。

ただし、症状や経過によって装着の必要性は変わりってきます。
装着期間に関しては、かならず担当の医師に確認を取りましょう。
そして、決してご自分の判断で外さないようにしましょう。

起き上がることがとてもつらい

特に大きな疾患はないけれども、起き上がりの動作がとてもつらい方は、つけても良いかもしれません。
それは、コルセットを装着することで起き上がりが楽になることがあるためです。

コルセットを装着すると背中の動きが出づらくなる代わりに、お腹に力が入りやすくなります。
これは腹圧といってお腹の中の圧が高まるためです。

寝る時は緩くつけておいて、朝起きたらコルセットをしっかり締めてから起き上がると楽に起き上がれると思います。
ですが、コルセットを装着して寝ることにはデメリットがありますのでご注意ください。

寝る時のコルセットの装着を医師に指示されている方は、必ず装着しましょう。
起き上がり動作がかなりつらい方は、つけて寝てみてもよいかもしれません。

コルセットをつけなくて良い場合

コルセットをつけなくて良い場合は、上記以外の人です。
つまり、医師から指示を受けているわけでもなく、ベッドから起き上がることもそこまでつらくない場合です。

慢性的な腰痛でお困りの方は、寝る時にはつけなくて良いと思います。
それは、寝る時は腰椎の負担少なく、またコルセットを付けると睡眠の質が下がりやすいためです。

それぞれご説明いたします。

寝る時は腰椎の負担が少ない

寝るときは、立っている時や座っている時と比較して腰椎の負担は少ないです。
それは、重力の影響が少ないからです。

立っている時の腰椎の負担を100%としたとき、仰向けで寝ているときは1/4の25%の負担となっています。
そのため、寝ること自体が腰椎に負担がかからない姿勢なのです。

ですが、柔らかすぎる・硬すぎるマットレスを使っている場合には、腰椎に負担がかかっているケースがございます。
これに関しては、後ほどご説明いたしますね。

睡眠の質が下がる

コルセットをつけて寝ると、睡眠の質が下がる可能性があります。
それは、寝返りがしづらくなることと、体温調整がしづらくなるためです。

コルセットをつけると、腰椎のねじる動作が制限されます。
すると、寝返りが制限されてしまいます。
寝返りには、睡眠の質を高める役割があります。
そのため、寝返りしづらくなることは睡眠の質が下がることにつながる可能性があります。

寝返りに関しては、詳しくは別の記事にまとめてございますので、よろしければご覧ください!

⇒睡眠の質は「寝返り」で決まる!【3つの大切な役割】 を読む

このように、寝る時は腰椎の負担が少なく、装着により睡眠の質が低くなる可能性がございます。
そのため、基本的には寝る時にはコルセットはつけなくて良いと考えられます。

😞寝る時のコルセットで悩んでいる人
“でも、やっぱり寝るとき腰がつらいよ…”




だからこそ、寝るときにコルセットをつけるか悩まれているんですもんね…。
ですが、ご安心ください。
次の項目で、コルセットをつけている場合・つけてない一般的な場合の両方で、どうやったらカラダに負担を少なく寝ることができるかをお話します!

寝る時にカラダの負担を減らす対策

コルセットをつけて寝る場合は、コルセットのズレや圧力の分散に気を付ける必要があります。
つけないで寝る場合には、腰の負担を減らすためにマットレスを見直しましょう。

コルセットをつけて寝る時の対策

コルセットをつけて寝る時は、主に次の2点に気を付けましょう。

・コルセットのズレ
・圧力の分散

それぞれご説明いたしますね!

コルセットのズレ

寝るときにはコルセットがズレやすいため注意が必要です。
それは、寝るとカラダが伸び、お腹もへこむためです。

寝る姿勢をとると、背骨が重力から解放されてことで伸びるのです。
この時にコルセットがズレやすいです。

また、逆にお腹は重力により立っている時よりもへこみます。
すると、お腹周りは緩くなってしまいます。

そのため、寝た姿勢になってからコルセットの位置を合わせ締め直してあげる必要があります。

圧力の分散

コルセットをつけて寝る時は、圧力の分散を考慮する必要があります。
それは、骨盤などの骨ばったところが痛くなりがちなためです。

注意点としては、痛い場所を柔らかくしようとタオルを入れるのは正しい対策ではありません。
それは、痛い場所に厚みが出てしまい、その部分の圧が余計に高くなってしまうためです。

対策としては、痛い場所以外で体重を支えてあげるようにしてあげましょう。
タオルはコルセットの中にいれるよりも、コルセットとベッドの間に敷いてあげる方がおすすめです。

😞寝る時のコルセットで悩んでいる人
“いつも骨盤あたりが痛くなってしまう…”



骨盤が痛い場合は、ふともも~膝裏などで体重を支えるようにしましょう。
骨盤が痛いから骨盤の下にタオルを敷くと、骨盤にかかる圧が高くなってしまいます。
なお、こうした対策をしても痛みが強い場合は、医師に相談しましょうね。

一般的なカラダの負担を減らす対策

単純に腰椎の負担を軽減する方法としては、マットレスを見直すことをオススメします。
それは、マットレスが硬すぎたり柔らかすぎたりすると負担が大きくなるためです。

硬いマットレスだと、カラダ全体で体重を支えることができません。
逆に柔らかすぎるマットレスだと、腰が曲がって姿勢が崩れてしまい、負担が大きくなる可能性があります。

詳しくは別の記事にまとめてありますので、良ければご覧ください!

⇒マットレスの寝心地を決める要素とは?【睡眠の改善のために】 を読む

まとめ

コルセットをつけるべき場合は、医師から寝る時の装着を指示されている時です。
つけても良い場合としては、起き上がりがかなりつらい時が考えられます。

慢性的な腰痛の場合は、基本的にはコルセットをつけずに寝たほうが良いでしょう。
それは、寝る時は腰椎の負担が少なく、コルセットをつけると寝返りしづらくなるためです。

コルセットをつけて寝る場合の対策としては、ズレと圧力の分散に気を付けることが大切です。
コルセットをつけるつけないに関わらず、一般的な対策としては、マットレスを見直すことがおすすめです。
自分の体重や体型にあっていないマットレスを使うと、カラダに負担がかかる場合がございます。

一度、いま使っているマットレスを見直してみてはいかがでしょうか。

当記事が、お悩みを抱えている方の手助けになれば幸いでございます。

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