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あなたの車のシートの位置は前すぎ?【調整のコツをお伝えします】

“運転していて肩がこる”

“なんか運転しづらい気がする”

“周りからシートが前すぎと言われた”

こんなお悩みがある方へ。

✔当記事の内容

・あなたの車のシートの位置は前すぎ?

・快適な運転に必要なアイテム

私は病院にて、姿勢不良の患者様の座位保持(座っている姿勢を保持すること)に携わっている経験がございます。

また医療国家資格を所持しており、大学院では人の動きの研究をしていました。

私は物と人をつなげるプロです。

運転のポジショニングでお困りの方は、ぜひ当記事を参考にして頂ければと思います。

あなたの車のシートの位置は前すぎ?

よく、車のシートの位置が前すぎる方を多くお見受けします。

その結果、肩がこったり、疲れやすかったり、場合によっては事故につながることがあります。

適切なシート設定をして、日々の運転を快適にしましょう。

シートの位置調整で肩が楽になる

シート位置が前すぎるのは、肩こりや疲れの原因になってしまいます。

そのため、シート位置を後ろに調整すると肩周りが楽になります。

それは、シートが前すぎると肘が曲がりすぎてしまい、腕の動きが使えないためです。

腕の動きが使えないと、肩周りの筋肉ばかり使ってしまい、肩こりや疲れにつながります。

上の図のように、シートが前すぎると肘が曲がりすぎてしまいます。

そうすると、肩の動きに対して腕は大きく動けなくなってしまうのです。

“シートが前じゃないと何か不安…”といった方は、段階的にシートを後ろにさげましょう。

もちろん足が届く範囲で後ろに下げましょうね。

シート位置が前すぎなのは、肩こりや疲れの原因となってしまいます。

シート位置を後ろに調整すると楽になりますよ。

シートの位置としては、次の2点に気を付けながら、ベストポジションを見つけましょう。

・無理なくペダルに足が届く位置

・肘が曲がりすぎていない位置

シートの位置調整でハンドル操作が楽になる

シート位置を後ろに調整するとハンドル操作が楽になります。

また、ハンドル操作の負担軽減だけでなく、事故防止にもつながります。

それは、小さな動きでハンドルを大きく回せるためです。

自分の手を体に近い位置で動かすのと、遠い位置で動かすのでは、遠い位置のほうが動かしやすいことが分かると思います。

ハンドル操作がスムーズになれば、急な回避動作に対応でき事故防止につながります。

シートが前すぎてハンドル操作がおろそかになるのは、とても危険な状態です。

参考

玉井建嘉, & 山崎信寿. (2006). 前屈み運転姿勢の操作性要因と身体要因. In 日本人間工学会大会講演集 日本人間工学会第 47 回大会 (pp. 180-181). 一般社団法人 日本人間工学会.

“低身長なのでシートを後ろにすると足が届かない!”という方は、背もたれを少し倒してみてはいかがでしょうか。

そうすることで、ハンドルと体の距離を遠ざけることができます。

シート位置を後ろに調整するとハンドル操作が楽になり、肩や腕の負担軽減につながります。

また、ハンドル操作がスムーズになるため事故防止にもつながります。

シートの位置調整で視界が広がる

シート位置を後ろに調整すると、視界が広がり事故防止につながります。

それは、シートが前すぎると、車のピラーによって視界が狭まってしまうためです。

ピラーとは英語で柱という意味で、車の窓柱のことを言います。

実際にシートの前後させてみると分かりますが、シートが前すぎると視界にピラーがおおきく映ってしまいます。

そのため、死角が大きくなってしまいます。

シートを後ろに調整することで、ピラーによる視界のさえぎりは少なくなり、サイドミラーや横の窓も視界に入れることができます。

運転席の右後方の死角も、シートが後ろであれば上体が動かしやすくなるので確認もしやすくなります。

このように、シート位置を後ろに調整すると、視界が広がり事故防止につながるのです。

快適な運転に必要なアイテム

シートの位置調整で、皆様の運転環境は改善するとおもいます。

ですが、シートの調整機能が乏しい場合はどうしても調整の限界があります。

そこで、もっと改善するためにアイテムを使うのも1つの方法です。

少しかための座クッション【おしりやふとももが疲れる時】

少しかための座クッションをしくと、おしりやふとももが楽になります。

それは、身体の体重をおしりとふとももで主に支えているためです。

人間は、ふともも~頭で体重の84%を占めます。

運転中はこの84%の体重のほとんどをおしりとふとももで支えることになります。

クッションを使っておしりやふともも全体で体重を支えることができれば、負担は減ります。

クッションが少しかためがよいのは、柔らかすぎると底付きしてしまうためです。

指で押して底付きしてしまうクッションが、体重を支えられるわけがのです。

“柔らかいクッションの方がさわり心地がいい”という方は、すこし硬めなクッションの上に柔らかくて薄いクッションをしいてみてはいかがでしょうか。

体重も分散されてさわり心地もよくなりますよ。

このように、少しかためなクッションをしくと、おしりやふとももが楽になります。

少しやわらかめの背クッション【足が座席にあたる・背中が疲れる時】

足が座席にあたる時

“ふくらはぎや膝裏がシートの端に当たって痛くなる”といった方は、背中に少しやわらかめのクッションをいれてみましょう。

それは、背中にクッションを入れることで足と座席の接触が緩和できるためです。

背クッションを挟むと体全体が少し前にでることで、膝裏との強い接触をやわらげることができます。

シートの前後幅を調整できる車は少ないので、特に身長が低めの方は試してみてはいかがでしょうか。

“背中や腰が疲れる”

“背中や腰が疲れる”といった方も、背中に少しやわらかめのクッションをいれてみましょう。

それは、背中の接触面積を増やすと体幹の筋肉をサポートできるためです。

接触面積を増やして支えることが目的です。

重力の関係から、背クッションは座クッションよりやわらかめでいいと思います。

“クッションで背中が蒸れるのが心配”という方は、メッシュ製のクッションを検討してみてはいかがでしょうか。

  • ふくらはぎや膝裏がシートの端に当たって痛くなる
  • 背中や腰が疲れる

こうした場合は、少しやわらかめのクッションを背中に入れると、運転が快適になりますよ。

まとめ

シートの位置が前すぎ なのは、肩こりや疲れの原因です。

運転事故を起こしやすい状態でもあります。

シートの位置を後ろに調整することは、カラダの負担軽減になります。

また、視界の広さにも関わってきます。

車によってはシートの調整機構がとぼしいこともあると思います。

そういった際には、座クッション・背クッションを使うのは1つの手です。

当記事をご覧になった皆様が、安全にそして快適な運転ができるようになれば幸いです。

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