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寝る時のエアコン温度で迷う理由【ぐっすり快眠な温度対策をしよう】

😞睡眠で悩んでいる人

夏は暑くて寝れない。
冬は寒くて寝れない。
寝ても疲れが取れている気がしない。

試しにエアコンをつけて寝てみたらマシになった。
でも、まだなんかしっくりこない。
温度設定を調整してみても、あんましっくりこない。
もっと心地よく寝たいなぁ。

このようなお悩みがある方へ。

✔当記事の内容

・寝る時に最適なエアコン温度が見つからない理由
・エアコン以外の大切な温度対策

私は医療国家資格を所持しており、大学院にて人と物の動きを研究し保健学を取得しております。
私は人と物をつなげるプロです。
当記事では、睡眠に関する研究や論文を参考に、執筆しております。

寝る時のエアコンの温度設定が見つからない、また体温調整で悩んでいる方は、ぜひ当記事をご覧ください!

寝る時に最適なエアコン温度が見つからない理由

“寝る時の最適なエアコン温度は26~28度っていうのを聞いて試したけど、あんまりしっくりこなかった”

こんな経験ございませんか?

実は、快適なエアコンの温度設定には、とても大きな個人差があります。。
また、体温調整にはエアコン以外の影響も大きいため、エアコンの設定だけでは100%快適にすることはできません。

それぞれ詳しくお話いたしますね!

とても大きな個人差

快適に寝ることができるエアコンの温度設定は、とても個人差が大きいです。
それは、人によって快適だと思う温度が異なるためです。

そもそも睡眠時の環境に関しては、昔から「すべての人が満足する環境は存在しない」と言われています。
推奨されている室温でも、不快に感じる人は必ずいるということです。

過去に寝る時のエアコンの温度設定に関する研究が行われています。
寒がり・中間・暑がりの3グループにわけて、快適だと思うエアコンの温度設定で寝る実験です。

結果は、夏も冬も平均選択気温が約27度でした。
ですが、最低温度と最高温度の差は8度もございました。

参考

・Standard, A. S. H. R. A. E. (1992). 55, Thermal environmental conditions for human occupancy. American Society of Heating, Refrigerating and Air conditioning Engineers, 145.
・佐々尚美, 久保博子, 磯田憲生, & 梁瀬度子. (2001). 冬期における好まれる気温に関する研究. 日本建築学会計画系論文集, 66(541), 17-22.
・佐々尚美, 久保博子, 磯田憲生, & 梁瀬度子. (2000). 夏期における好まれる気温の個人差に関する研究. 日本建築学会計画系論文集, 65(531), 31-35.

寝る時のエアコンの温度設定で調べると、26~28度がおすすめだと推奨されているのをよく目にします。
これは間違った答えではありませんが、あなたにとっての正解かは分かりません。

26~28度というのはあくまで平均で、個人差を細かく見ると8度も差がありますからね。

このように、快適に寝ることができるエアコンの温度設定は、とても個人差が大きいのです。

😞睡眠で悩んでいる人
“なら、どうやってエアコンの最適温度を見つけたらいいの?”




実際に温度調整をして寝てみるのが、1番確実な方法だと思います。

ですが、体温調整をする方法はエアコンだけではございません。
温度というとエアコンにばかり目が行きがちですが、エアコン以外の要素も体温調整に大きな影響があるのです。

エアコン以外の影響も大きい

エアコンは、体温調整するための1つの方法でしかありません。
それは、エアコン以外の要素も体温調整に大きな影響があるためです。

エアコン以外の要素としては、主に次のものが考えられます。

・パジャマ
・掛けふとん
・マットレス
・発汗量
・基礎代謝

エアコンは、室温を通して体温を調整しています。
そして、エアコン以外にも多くの要素によって体温は調整されています。
そのため、エアコンの設定だけの調整では足りないのです。

😞睡眠で悩んでいる人
“じゃあどうやって温度調整したらいいの?”




まずはエアコンではなく、他の要素を見直してみてはいかがでしょうか?
発汗量や基礎代謝というのは、身体内部の要素となるので中々すぐに変えることはできません。
ですが、寝具であればすぐに対策することができます。

例えば、冬なのに薄い掛け布団を使っていたり、NGな服装で寝ていたりはいませんか?
あなたの今使っている寝具が寝ることに適したものなのか、次の項目をご参考いただければと思います。

エアコン以外の大切な温度対策

エアコン以外にも体温を調整している要素があることが分かりました。
その中でも、寝具の対策はすぐに効果が出やすいと思われます。

寝具は「パジャマ」「掛けふとん」「マットレス」などが考えられます。
もっと細かく言えばマットレスカバーなんかもありますね。

ですが、温度対策のために寝具を選ぶ時の注意点は、大きく分けて2点です。

・吸湿性が高いものを選ぶ
・寝返りしやすいものを選ぶ

それぞれご説明いたしますね!

吸湿性が高いものを選ぶ

寝具選びの際、吸湿性が高いものをおすすめします。
それは、睡眠中にかいた汗を放置することが良くないためです。

「ヒートテック」や「エアリズム」などのインナーを着て寝てはいませんか?
もしくは、ジャージやスウェットを着て寝てませんか?

着ることで強制的に体温調整するようなインナーは、寝る時に着ると発汗や体温調整が上手にできなくなりがちです。
また、ジャージやスウェットのような化学繊維の割合が多い衣服は吸湿性が乏しくなります。
吸湿性が乏しいと、寝ている時にかいた汗がカラダに残り、体温調整がスムーズにできなくなってしまいます。

睡眠中に汗をかくのは、体温調整のためです。
1回の睡眠でコップ1杯(180ml)以上の汗をかきます。
その汗が残ることは、体温調整の邪魔をしてしまいます。
この悪循環をなくすために、寝具は吸湿性の良い素材のものを選びましょう。

😞睡眠で悩んでいる人
“吸湿性の良い素材ってどんなのがあるの?”




綿(コットン)・麻(リネン)・絹(シルク)がおすすめです。
コストパフォーマンスを考えると、綿(コットン)が良いのではないでしょうか。

また、綿(コットン)に化学繊維が少量混ざっている場合もあり、そういったものは型崩れしづらい等の化学繊維のメリットもございます。
ですが、化学繊維の配合量が多いと、吸湿性が乏しくなりがちですのでご注意ください。

オーガニック素材しか着てはいけない!なんてことを言うつもりは毛頭ございません。
ですが、衣服の素材には使い分けが必要です。

寝るときの衣服に関しては、上記の素材のほうが優れております。

 寝返りしやすいものを選ぶ

寝具は寝返りがしやすいものを選ぶことが、適切な体温調整につながります。
それは、寝返りには体温調整の役割があるためです。

寝返りがしづらいような寝具は選ぶべきではありません。
具体的にはサイズのきついパジャマであったり、柔らかすぎるマットレスだったりは、寝返りがしづらいです。
寝返りに関しては別の記事でまとめていますので、よかったらご覧ください。

⇒睡眠の質は「寝返り」で決まる!【3つの大切な役割】 を読む

具体的な温度対策の手順

体温は多くの要素によって変わることが分かりました。
それでは、温度対策としては何から手を付ければいいのでしょうか?

具体的な温度対策として、まずは寝具に問題ないか見直した後にエアコン温度設定を調整してみることをおすすめします。
それは、寝具に問題があると体温調整が上手くできないためです。

カラダ周りの寝具に問題があると発汗による体温調整が上手にできず、加えてエアコンでどれだけ室温を調整しても効果が薄くなってしまいます。

寝具全てを変えるというのはとても大変なので、まずは衣服(パジャマ)など手軽に変えられるものから試してみてはいかがでしょうか?
パジャマの選び方に関しては、別の記事にまとめてありますのでよかったらご覧ください。

⇒パジャマで睡眠の質を上げよう【ふわふわ・サラサラだけではNG】

寝具を整えたあとに、エアコンの温度調整をしましょう。
温度設定は27度を基準にして、前後少しずつ調整してみることをおすすめします。

夏も冬も平均27度の温度設定が快適という研究結果がありますので、季節による差はあまり考えなくて良いかと思います。

まとめ

寝る時のエアコンの設定温度は、一般的には26~28度が推奨されています。
ですが、この温度はあくまで平均で、実際には8度もの大きな個人差がありました。

また、エアコン以外の要素も体温調整に大きな影響があります。

快適な睡眠を得るためには、まずカラダ周りの寝具を見直して、そのあとにエアコンの温度調整を見直してみてはいかがでしょうか!

当記事が、あなたのお悩みの解消、そして睡眠の質を上げる手助けができれば幸いです。

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